ワシントン・ナショナルズの豪腕マックス・シャーザーが現地3日、敵地で行われたニューヨーク・メッツとのダブルヘッダー第2戦に先発登板し、ノーヒットノーランを達成した。
5回までは1人のランナーも許さず、6回の先頭バッターがサードのエラーで出塁し、完全試合は逃した。
しかし、シャーザーが許したランナーはこのエラーによる1人だけで、このあともヒットを許さず、バッター28人に対し109球を投げ、三振17個を奪って、偉業を達成した。試合はナショナルズが2対0で勝利した。
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— MLB (@MLB) 2015, 10月 4
シャーザーは、ことし6月20日のパイレーツ戦に続く、今シーズン2回目のノーヒットノーラン達成で、同じシーズンに2回のノーヒットノーランを達成したのは、シャーザーが史上6人目。
31歳の剛腕は、2008年に大リーグにデビューし、タイガース時代の2013年には21勝を挙げて、アメリカンリーグのサイ・ヤング賞に輝いた。
昨年オフのFA注目の一人で、今シーズンからナショナルズに移籍。ここまで14勝12敗、防御率2.79の成績を残している。