現地2日、シアトル・マリナーズのロビンソン・カノ二塁手が、13日にスポーツヘルニアの手術を受けることが明らかになった。
7月に腹部を負傷していたカノは、その時点でスポーツヘルニアの可能性があるとの診断を受けていた。そして、2日前の検査の結果を受け、同箇所の手術を決断したとのこと。復帰までに6週間ほどを要する見込みで、来季開幕前のスプリングトレーニングまでには完治するという。
カノは、手術は回避したかったとのことだが、「何も心配することはない。来年もこれまでのようにスタートを切れるだろう」とポジティブにコメント。
また、今季の残り試合には出場する予定で、マリナーズのチームドクターも、今後出場を続けても、状態が悪化することはないと述べている。
今月33歳を迎えるカノは今季、前半戦こそ打率.251と不調に陥ったものの、後半は復調し、ここまで打率.286、20本塁打、76打点をマーク。
先月23日には、キャリア11年目にしてメジャー通算2000本安打の快挙を達成している。
.@RobinsonCano sneaks in a few autographs before tonight's game. pic.twitter.com/dwSAM1mn2y
— Seattle Mariners (@Mariners) 2015, 10月 3
カノは、昨年11月の日米野球に来日。第3戦で足に死球を受けて検査の結果、右足小指の骨折と判明、残りの試合は出場せず帰国している。