マリナーズの主力打者ロビンソン・カノ二塁手の骨折で注目されたマリナーズの二塁手だが、ゴードン・ベッカムが入ったようだ。
カノは13日のタイガース戦、3回の第2打席で死球を受けて、そのまま退場。
マリナーズは14日、カノを10日間の故障者リスト(DL)に入れ、代わりに傘下3Aタコマからゴードン・ベッカム内野手をメジャーへ昇格させた。
メジャーリーグ公式サイトによると、右手小指の骨折と判明し、手術を受けるという。これにより、カノは少なくとも6週間から8週間は戦列を離れる。リハビリ期間を考えると8月以降にずれ込む事が考えられる。
オールスターゲームに7回選出の主力選手を失ったマリナーズにとっては大きな戦力ダウン。ここまで、なんとかアストロズやエンゼルスに続く位置で、プロチームとしては最も遠ざかっている17年ぶりのプレイオフ進出を目指してスタートしていただけに、攻守にわたる中心選手の長期離脱はマイナス要因になる。
31歳のゴードン・ベッカムは2009年から14年途中まで在籍していたホワイトソックスで正二塁手だった。
メジャー10年目の今季は、1月にマリナーズとマイナー契約で再契約し、スプリングトレーニングに招待選手として参加。3月に一旦、自由契約となったが、再びマイナー契約を結んでいた。
メジャー通算打率.239、出塁率.303、長打率.369、OPS.672、通算本塁打74本。335打点、31盗塁。