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【MLB移籍情報】マリナーズのカノー二塁手がNYメッツへトレード!?

 

メジャーリーグきってのトレーダー、マリナーズのジェリー・ディポトGMが今季も積極的に動いている。メジャーを代表するセカンドベースマンがビックアップルに送られる時間が迫っている。

 

 

MLB移籍情報 トレード

 

 

マリナーズ主砲のロビンソン・カノー二塁手が今季のセーブ王エドウィン・ディアスとパッケージでニューヨーク・メッツへ移籍するという大型トレードが合意間近に迫っているという情報が流れている。

 

 

今オフにメッツのGMに就任したばかりのブロディ・バンワグネン氏は、もとはカノーの代理人をしていた経歴があり、カノーの契約には全球団に対するトレード拒否条項が含まれているが、受け入れる可能性が高い。

 

 

当初はヤンキース復帰という噂も流れたが、この大型トレードの裏には、そんな人間関係が絡んでいる。

 

 

また、カノーはマリナーズ移籍前にヤンキースでプレイしていたため、そうした背景を考えてもニューヨークの球団への移籍を受け入れる条件は揃っている。

 

 

36歳のカノーには10年2億4000万ドルの契約のうち、5年1億2000万ドルが残っているのがネックになっていたが、MLBネットワークのケン・ローゼンタールが最初に伝え、その後、ニューヨークポストのジョエル・シャーマンは、金曜日(日本時間12月1日)にも正式発表される可能性があるとしている。

 

 

 

 

 

マリナーズ側はプロスペクトで今季のドラフト全体6位指名ジャレット・ケレニック外野手、プロスペクトランキングでチーム内1位の右腕ジャスティン・ダン投手と今季の新人王投票で6位に入ったジェフ・マクニール二塁手らを交換要員として要求しているという。

 

 

今流れている情報を総合すれば、31歳のジェイ・ブルース外野手や33歳リリーフ右腕アンソニー・スウォーザックらの名前が挙がっており、こうした実績のある選手と、プロスペクト3人のうち誰かがシアトルにトレードされる模様で、金銭を一部負担するという事も考えられる。

 

 

以前にも紹介したが、メジャーではこれまで「サンクスギビング・デー」から12月上旬のウィンターミーティングまでに大物選手たちの移籍が決まり、クリスマス・ホリデーまでに主力選手の契約が決まっていくパターンが多かった。

 

 

しかし、昨年あたりからトレード市場とFA市場は状況が変わりつつあり、今オフもFA選手たちの契約は長引くかもしれない。