MLB メジャーリーグ物語

海を渡ってMLBで活躍する日本人メジャーリーガーたち

メジャーの個人賞争い、特にNLのサイ・ヤング賞は凄いことになっている

 

メジャーリーグは、アメリカン・リーグ(AL)がブルージェイズヤンキース。レンジャーズとアストロズが地区優勝をかけて激戦を繰り広げているが、一方のナショナル・リーグ(NL)は、各地区とも覇権争いが収束。カーディナルスは、早々とプレイオフ進出の権利を手にし、13回目の地区優勝も秒読み段階に入った。

 

 

MLB2015

 

サイヤング賞争い

 

こうなってくると注目は個人タイトル争い。特にNLのサイヤング賞争いは例年以上にハイレベルなものになっているという。

 

下記の一覧を見てもわかると思うが、きわめてハイレベルな賞レースになりそうな展開だ。

 

上位の数人は、すでに30試合を超えて200イニングを達成。それだけでも十分チームに貢献してると言えそうだが、その中でも本命は開幕から最も安定した投球を続けるグリンキーだ。

 

ドジャースザック・グリンキーは開幕から防御率1点台を維持し、現在は1.65。勝利数(18勝)はNL2位タイだが、防御率のほか、被打率、勝率などでNLトップの数字を誇る。過去にもロイヤルズ時代の2009年にALで受賞しており、両リーグで受賞の可能性が出てきた。

 

その対抗馬といえば、5年連続地区最下位からワイルドカードでプレイオフ進出を決めそうなカブス(87勝62敗)で、チームをけん引してきたジェイク・アリエッタ

 

8月30日にはノー・ノーを達成。ここまで両リーグ単独トップの19勝を挙げ、防御率は1.96と受賞へのインパクトは大きい。

 

ドジャースの左腕クレイトン・カーショーは3年連続4度目の受賞を狙う。今季は春先に不調に陥り、5月21日の時点で2勝3敗、防御率4.32という成績だった。

 

しかし、専門サイトの調べでは、その後、19試合中18試合でクオリティースタート(QS)をマーク。その間、11勝3敗、防御率は1.26と巻き返しに成功している。

 

ドジャースの左右エースが、サイ・ヤング賞の1位と2位を独占することになれば、これはメジャー史上5度目(4組)らしい。直近ではダイヤモンドバックスランディ・ジョンソンカート・シリングが2001年と02年に達成している。

 

さらにチームメート2人が防御率2点未満を達成すれば史上2度目となる(1920年以降)。

 

 

 

 

記事参考:

 

http:// http://baseballking.jp/ns/column/47376 

 

http://www.nikkansports.com/baseball/mlb/data/stats/nl-pitcher.html