ナショナルリーグ(NL)西部地区のロサンゼルス・ドジャースが146試合目で地区優勝を決めた。これは球団史上最速だ。
MLB2019
ドジャースは今季最後の東海岸遠征。ボルチモア・オリオールズとの3連戦のあとニューヨーク・メッツとの3連戦。
そのオリオールズとの初戦を7対3で制して地区優勝を決めた。7年連続18回目だが、沖縄県生まれのデーブ・ロバーツ監督が監督代行から昇格した16年からは4連覇だ。
NL WEST CHAMPS? YOU ALREADY KNOW.
— Los Angeles Dodgers (@Dodgers) September 11, 2019
The Dodgers are the NL West Champs for the seventh consecutive year! #LABleedsBlue pic.twitter.com/WjT4EKoBYQ
今季のドジャースは、エース左腕クレイトン・カーショーを軸に防御率1位の柳賢振、3年目の25歳右腕ウォーカー・ビューラー、9勝8敗で防御率4.07の前田健太など安定感のあるローテーションとクローザーのケンリ―・ジャンセンやレッドソックスから新加入のジョー・ケリー、先発投手も兼ねる左腕フリオ・ウリアスらのブルペンが勝利に導いた。
打撃陣も本塁打44本のコディ・ベリンジャー、33本のマックス・マンシーやベテランのジャスティン・ターナーらが打撃陣をけん引。NL1位の本塁打数、打点をマークしている。
このあとは、勝率1位でレギュラーシーズンを終えNLでのホームフィールド・アドバンテージを決めたい。その相手は、東部地区首位のアトランタ・ブレーブス。ブレーブスとは勝率トップ争いで3ゲーム差をつけている。(日本時間10日時点)
もっと言えば、両リーグの勝率1位でレギュラーシーズンを終えてワールドシリーズのホームフィールド・アドバンテージをも手に入れたいところ。
アメリカンリーグにはニューヨーク・ヤンキースとヒューストン・アストロズが95勝50敗の勝率.655でドジャースの上に立っている。
1988年以来、31年ぶりのワールドシリーズ制覇へ向けての挑戦が始まった。
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