メジャーリーグ2023年シーズンも最終盤。未定だったプレーオフの最後のポットが埋まってきたようだ。まだ、レギュラーシーズンの全日程は終了してないが、ア・リーグとナ・リーグの各6球団が決まったのでまずは簡単に紹介したい。
MLB2023 GAMEDAY
完全なシード順はまだ確定していないが、30球団中、下記12球団のプレーオフ(PO)進出が決まった。
アメリカンリーグ
オリオールズ(東地区優勝)
ツインズ(中地区優勝)
レンジャーズ
レイズ(ワイルドカード)
オリオールズが東地区を制覇。101勝60敗のリーグ最高勝率で第1シードを確定。これを予想した評論家は誰もいないだろう。今季のサプライズのひとつだ。
西地区は最終戦まで地区優勝が決まらない状況。レンジャーズが同地区対決のマリナーズに勝てば地区優勝。
一方、アストロズがインターリーグのダイヤモンドバックス戦に勝利してレンジャーズが負ければ、対戦成績で9勝4敗のアストロズが優勝になる。
その場合、レンジャーズはワイルドカードでのPO進出になるのだが、地区優勝とワイルドカードでは大きな違いだ。
マリナーズは後半戦に怒涛の連勝街道で盛り上げたが、残念ながらプレーオフ進出の可能性は完全に消滅した。
ア・リーグは東の3球団がPO進出が決まったが、ヤンキース、レッドソックスの東海岸の名門2球団が揃ってPO進出を逃した。
The 2023 #postseason field is set!
— MLB (@MLB) October 1, 2023
Who are you rooting for this October? pic.twitter.com/mUiWEh9XZ2
ナショナルリーグ
ブレーブス(東地区優勝)
ドジャース(西地区優勝)
ブリュワーズ(中地区優勝)
ブレーブスが103勝でMLB最高勝率。第1シードを確定させて第2シードは西地区2連覇のドジャース。
ドジャースは99勝で残り2試合で1勝すれば3年連続シーズン100勝。2013年以降10度目の地区優勝と王朝は続いている。
この2強に中地区優勝のブリュワーズや昨年ワールドシリーズを戦ったフィリーズなどが挑むことになる。
マーリンズがワイルドカードを決めたことにより鈴木誠也のカブスはプレーオフ進出の可能性が完全に消滅した。
The postseason teams are set 🔥 (seeding TBD)
— FOX Sports: MLB (@MLBONFOX) October 1, 2023
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