ミネソタ・ツインズが、傘下AAのチャタヌーガ・ルックアウツ所属のマックス・ケプラー=ロシツキー(1B/OF)をコールアップする。
ケプラーは、その名前からでもわかる通りドイツ出身。首都ベルリン生まれの22歳。6歳の時に野球を始め、09年にはヨーロッパ出身野手としては史上最高額の80万ドルでプロ入りした。両親とも元プロのバレエダンサー、父はポーランド人という変り種らしい。
今シーズンAAクラスのチャタヌーガで112試合に出場。打率.322、出塁率.416、9本塁打、71打点をマーク。
今夏、マイナーリーグのトッププロスペクトによるオールスター戦である「フューチャーズゲーム」の世界選抜チームのメンバーにもドイツ人として初めて選出された。
調べてみるとドイツ人プレイヤーとしては、2013年WBCドイツ予選でケプラーと主軸コンビを組んだドナルド・ルッツ内野手(26)が、初のドイツ育ちの大リーガーとしてシンシナチ・レッズでデビューしている。
しかし、アメリカ生まれのルッツとは違い、ケプラーがドイツで生まれという完全なホームグロウンのタレントであることは大きな意味があるかもしれない。ドイツのナショナルチームは、ヨーロッパではオランダ、イタリアに次ぐランクにある。
◆記事参考
http://www.plus-blog.sportsnavi.com/systemr1851/article/914
ドナルド・ルッツが初のドイツ人大リーガーに | 欧州野球狂の詩