MLB メジャーリーグ物語

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全米野球記者協会による「最優秀監督賞」はキャッシュとキャプラーが受賞

全米野球記者協会(BBWAA)の投票で決まる「最優秀監督賞」の受賞者が発表された。

 

最優秀監督賞はキャッシュとキャプラー

 

MLB2021年の「最優秀監督賞」はア・リーグがレイズのケビン・キャッシュ監督ナ・リーグジャイアンツのゲーブ・キャプラー監督に決定した。

 

 

レイズのキャッシュ監督はア・リーグでは初の2年連続受賞。球団史上初の100勝シーズンを達成し、2年連続の地区優勝(4回目)に導いた。東部地区はオリオールズを除く4球団が90勝以上という熾烈なシーズンだったが、ヤンキースレッドソックスという東海岸の名門チームを制して地区優勝を成し遂げた。

 

 

投票では30人の投票者から1位票を19票、合計109ポイントで、2位のスコット・サービス監督(マリナーズ)とは38ポイント差をつけた。

 

 

 

 

ナ・リーグキャプラーは今季メジャー最多となる107勝をマーク。これは球団新記録で、ジャイアンツの監督としてはダスティ・ベイカー(現アストロズ監督)に次いで2人目の受賞者となった。ベイカーは1993年、1997年、2000年と過去3度受賞している。

 

 

キャプラーは1位票を28票、2位票を1票獲得し、合計143ポイントを獲得。2位は75ポイントのクレイグ・カウンセル監督(ブルワーズ)、3位は25ポイントのマイク・シルト前監督(カージナルス)だった。

 

 

キャプラー率いるジャイアンツは、ドジャースとの西海岸ライバル対決を制し、ドジャースの地区9連覇を阻止するとともに、9年ぶりの地区優勝を成し遂げた。当然の受賞だろう。