以前にもお伝えしましたレッドソックスの人事情報ですが、新たな動きがあったようですね。
球団人事
レッドソックスの69歳ラリー・ルキーノ球団社長が今年限りで退任。米メディアによれば後任にはサム・ケネディ現COO(最高執行責任者)が就任するということでした。
ルキーノ氏はオリオールズやパドレスの社長を歴任した後、2002年にレッドソックス社長に就任。06年オフの松坂獲得、08年の日本での開幕戦開催を主導しました。
タイガースは現地時間8月4日、デービッド・ドンブロウスキー・ゼネラルマネジャー(GM)が退任し、後任にGM補佐のアル・アビラ氏が昇格する人事を発表しました。
ドンブロウスキー氏は02年4月にGMに就任し、06年と12年にワールドシリーズに進出。積極補強を続けて昨季までア・リーグ中地区を4連覇しましたが、今季は、首位のロイヤルズとは18ゲーム差と苦しんでいます。
しかし、ワールドシリーズ制覇こそできなかったものの、地区4連覇を成し遂げるところまでタイガースを強化したという実績のあるドンブロウスキーをどのチームのオーナーが興味を示すかが注目されていました。
チェリントンGMが退任
そのドンブロウスキー氏をレッドソックスの筆頭オーナーであるジョン・ヘンリーが引き入れることに成功しました。
今回、デーブ・ドンブロウスキーはタイガース時代のようなGMとして雇われたのではなく、野球運営部門の社長職での契約で、ベン・チェリントンはそのままGM職に残ることができたようです。
しかし、ベン・チェリントンGMは移行期間、引き継ぎ期間の間はデーブ・ドンブロウスキーを補佐するためにとどまるものの、それが完了した後は正式にGM職を退任することを自ら選択したと報じられています。
今季、シーズン半ばでエンゼルスのGM職を離れたジェリー・ディポトが、暫定的にレッドソックスのフロントのアドバイザーに就任していますので、ドンブロウスキー球団社長、ディポトGM体制が今季終了後に誕生するかもしれません。
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