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レッドソックスがクレイグ・キンブレルをトレードで獲得!

ローテーションの軸となるスターターの獲得とブルペンの補強が大きな課題となっていたレッドソックスが、シーズンオフの序盤にMLB屈指のクローザーを獲得した。

 

 

MLB移籍情報

 

上原・田澤の今後にも影響!?

 

 

前回も紹介したが、この動きで上原浩治が8回を投げるセットアッパー役に。田澤純一がスライドして7回を投げるブルペンに変わった。

 

 

 

ベン・チェリントン体制からデーブ・ドンブロウスキー体制となったレッドソックス。クオリファイングオファーの拒否・受諾の期限を迎えた直後に、マイナーのプロスペクトであるマニュエル・マーゴットを交換要員としてクレイグ・キンブレルを獲得した。

 

 

キンブレルはアトランタ・ブレーブス時代に2014年から2017年の4年4200万ドルに2018年は1300万ドルのチームオプション(バイアウト100万ドル)という内容で契約延長した。

 

 

チームが再建モードに移行したブレーブスにとって、リリーフ投手にこれだけの金額を支払うことは意味がなかったため、メルビン・アップトン Jr.と抱き合わせて今シ―ズンの開幕前にパドレスとのトレードが成立した。

 

 

一方のパドレスも主力選手がFAとなって、年俸総額が許容範囲ギリギリのラインに達し、今回のレッドソックスとのトレードに応じた模様だ。

 

 

パドレスは昨年、新GMが就任。シーズンオフの一連の補強で多くのプロスペクトを放出して、マイナーの層が薄くなっていたという事情もあって、高く評価されているマニュエル・マーゴットを含む4人のマイナーリーガーを獲得できるトレードに応じたということだ。

 

 

移籍が成立後に早速、マニュエル・マーゴットはパドレスのチーム内のプロスペクトランクNO.1に、そして一緒にトレードされたハビー・ゲラがNO.3にランクされた。

 

 

レッドソックスはリリーフ投手に支払う金額に高い年俸ではあるものの、メジャー屈指のクローザーであるクレイグ・キンブレルを最大で3年間、しかも年齢的には脂の乗ってきている30歳までの時期をロックできることになった。

 

 

上原浩治の年俸が900万ドルとクローザー価格であることや田澤純一も年俸調停3年目で225万ドルから上昇することを考えると、ブルペンに資金を使いすぎていると判断する可能性は否定できず、この2人のトレードが今後、あるかもしれない。

 

 

 

▽記事参考/引用

 

http://baseball.information0.com/major-baseball/red-sox-acquire-craig-kimbrel/