MLB メジャーリーグ物語

海を渡ってMLBで活躍する日本人メジャーリーガーたち

田中将大が始動 好調ヤンキースは万全の状態で復帰させる余裕の体制

右手首の腱炎と右前腕部の軽い張りで、故障者リスト入りしているヤンキース田中将大が、現地時間12日(日本時間13日)に故障後初めてブルペンで投球練習を行いました。

 

開幕から徐々に調子を上げてきた田中でしたが、4月29日のレイズ戦の登板前日に手首に異変を訴え、精密検査を受けた。診断結果は、右手首の腱の炎症と右前腕部の軽い張りで15日間のDL入り。

 

2試合続けてQSしていただけにチームに激震が走った。

 

その後、約1週間のノースロー調整で患部を安静にし、キャッチボールなどのリハビリでコンディションを上げてきた。

 

この日は、ノーワインドアップとセットポジションからそれぞれ15球ずつの投げ込み、計30球投げたようですね。しかし、順調な回復振りかどうかは、この後、1日2日の経過を見てからでなければ判断できないとしています。ここまでの経緯を見てもそれはそうでしょう。

 

田中にとって幸運なのは、DL入り後、チームが好調を維持していること。

 

右腕マイケル・ピネダが今週も2勝、防御率0・60、22奪三振の成績で週間MVPを初受賞しました。ピネダは、現在5勝0敗、防御率2.73。CCサバシアも初勝利を挙げました。

 

チームは、ベタンセスミラー完璧リリーフで、共にここまで失点0を続けています。21勝13敗で地区首位を独走しています。ここに、田中将大とイバン・ノバが戻ってくれば95勝はいけるという楽観的観測もあるぐらいです。