MLB メジャーリーグ物語

海を渡ってMLBで活躍する日本人メジャーリーガーたち

ヤンキース6連敗でAL東は最下位まで5.5ゲーム差の混戦

ヤンキースが敵地でアスレチックスに敗れて6連敗。これで、2位のレッドソックスとは1ゲーム差、地区最下位のブルージェイズまで5.5ゲーム差になってアメリカンリーグ(AL)東部地区は混戦模様になって来た。

 

前の試合でエース田中将大が、3被弾5失点で7敗目を喫し5連敗だったヤンキースだが、この日は、2回にマット・ホリデーの14号ソロで先制。

 

3回にもアーロン・ジャッジのタイムリーで2対0とリードしたが、若手の先発ルイス・セッサが4回にクリス・デービスに18号2ランを献上するなど4点を奪われて逆転を許し、アスレチックスの継投策に5回以降打線が沈黙。結局、MLB30球団中3位のチーム打率、1位の得点数、OPS本塁打数をマークしている強力打線が、散発6安打に抑えられて6連敗になった。

 

先週は同地区対決のレッドソックスに2勝1敗、オリオールズに3連戦3連勝して6連勝した後に西海岸に遠征。エンゼルスに1勝2敗と負け越して、アスレチックスには4連戦4連敗して最悪のウェストコースト・シリーズになってしまった。

 

 

ヤンキース ロゴ

 

 

先発左腕C.Cサバシアがハムストリングスの故障で10日間DLに入り。昨年9月にも試したチャド・グリーン、ルイス・セッサを先発ローテに編入しているが、結果が出ていない状況だ。

 

田中、セッサ、ピネダ、モンゴメリー、セベリーノの5人のローテーションに、チャド・グリーンを加えたローテだが、もう1枚、ポストシーズンをにらんでインパクトのある夏のトレードに打って出る可能性が出てきた。

 

ブルペン陣はMLB防御率で4位、奪三振3位、被打率1位と各スタッツで高水準をキープしている。クローザーのチャップマンもこの日から復帰。

 

チャップマン、ベタンセス、クリッパードの勝利の方程式があるだけに先発陣の奮起、とくに夏場に強い田中将大の復活に期待がかかる。