イチロー伝説
マーリンズのイチローは現地14日のアスレティックス戦で内野安打を打ちインターリーグ(交流戦)の通算安打で元ヤンキースのデレック・ジーターを抜いて単独1位になった。
3点リードの5回に代打で出場したイチロー。当り損ないだったが、打球が投捕間に転がり内野安打。5試合連続安打で交流戦での安打は通算365本となって、互いに尊敬していたデレック・ジーターを抜き歴代1位となった。
イチローが内野安打を放ち、インターリーグ歴代トップに浮上!https://t.co/SG5Gmk5T3k#日本人選手情報 pic.twitter.com/C61iz2yBrw
— MLB Japan (@MLBJapan) 2017年6月15日
ジーターの前にヤンキースの主将を務めコーチとして指導経験もあるマッティングリー監督は「2人には明らかな共通点がある。まず確実に将来、野球殿堂入りすること。そしてより多くの試合に出てたくさんヒットを打っていること。つまり、それだけいい状態を保ち続けているということ。まさに驚きだね」と敬意を込めて話した。
インターリーグの通算安打
① イチロー 365
② ジーター 364 ※引退
③ ベルトレ 337
④ A-ROD 325 ※引退
⑤ ベルトラン 303
イチローは実感が湧かないということで「それをずっと追いかけてきたわけではない。3000本安打なんかとは全然違う。こういうものは後から振り返るもの」とクールな表情だった。
インターリーグは、ストライキによるファン離れを防ごうと1997年に導入された。