イチロー伝説
マイアミ・マーリンズのイチローが現地28日、デトロイト・タイガースとのインターリーグ(交流戦)に「1番ライト」で先発出場、4打数2安打、1四球で、節目のメジャー3000安打へ残り14本とした。
この試合は敵地でのインターリーグ(交流戦)のため、正右翼手のスタントンは指名打者での出場。イチローはライトへ入り、自身3試合連続のスタメンとなった。
1打席目は先発右腕・ペルフリーの前に三飛。2回の第2打席は2点を先制し、なおも2死二、三塁の好機で打席に入ったが、ここは一ゴロに倒れた。
3対7と逆転された直後の6回、1死一塁の場面でチームの4点目に繋がるライト前シングルを放った。初球の92マイルのシンカーを捉えた。
4対7で迎えた8回の第5打席にも、タイガースの4番手右腕・グリーンからセンター前シングル。フルカウントからの6球目、91マイルのスライダーをクリーンに捉えたラインドライブの打球をセンター左に弾き返した。
マーリンズはイチローの一打で無死一、三塁の形を作ると、2番プラドのレフト犠飛で2点差に迫った。
イチローはメジャー通算2986安打とし、サム・ライスを抜き歴代30位に浮上。さらに3000安打のマイルストーンへ残り14本とした。今季の打率は.340となった。