MLB メジャーリーグ物語

海を渡ってMLBで活躍する日本人メジャーリーガーたち

イチロー相手のエースからマルチヒットで3000安打に「37」ローズのメジャー最多安打まで「15」

 

イチロー伝説

 

イチメーターは「2963」に!

 

エイミーさんは来なかったが、イチメーターは「2963」になった。

 

この日は本拠地でのパイレーツ戦。イチローは「1番・ライト」で2試合ぶりにスタメン出場した。

 

第1打席は相手のエース右腕コールの前にショートフライ。

 

第2打席は3回、1-0からの95マイルの4シームを鮮やかにセンター前へラインドライブで弾き返した。

 

5回1死走者なしの第3打席は低めのワンバウンド気味の球に手を出して捕ゴロに倒れたものの、0対0で迎えた7回1死走者なしでは1-1から94マイルの4シームをライト前にクリーンヒット。チームの先制点のおぜん立てをした。

 

その後、リアルミュートのショート右の内野安打で二塁に進み、イエリッチのライト前打で先制のホームを踏んだ。

 

 

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最近5試合は22打数1安打だったイチロー。この日、今季7度目のマルチでメジャー通算安打は2963安打。MLB3000本のマイルストーンまで37本。ピート・ローズのメジャー最多安打まで「15」となった。

 

試合は、マーリンズが3対1で勝ち貯金を「2」にした。イチローが2安打した相手のゲリット・コールは2011年のドラフト全体1位。昨年はリーグ2位の19勝(8敗)を挙げたパイレーツの若きエース。

 

エースを打ち崩すのがレジェンド。

 

これまで各チームのエースたちとの対戦は――

 

ジョン・ラッキー(CHC)とは打率.303。

バートロ・コロン(NYM)とは同.298。

C.C.サバシア(NYY)は同.333。

ジェームズ・シールズ(SD)は同.294。

ジャスティン・バーランダー(DET)は同.303。

ジョン・レスター(CHC)は同.339。

 

これは、ほんの一部のデータで、引退したエースたち、たとえばヤンキースアンディ・ペティットからも.340という高い打率だ。

 

記録にも、記憶にも残るメジャーリーグ21世紀初頭の大打者の一人だろう。