イチロー伝説
イチローのこんなエピソードを紹介したい。
現地6月29日、インターリーグのタイガース戦に「1番・指名打者」で出場したイチロー外野手。
この日、最後の打席となった8回に2本目のヒットで出塁したイチローが後続の安打で三塁に達すると、タイガースの三塁手ニック・カステヤーノスがすかさず駆け寄った。
「イチローは憧れの選手」と話すメジャー3年目の24歳は42歳のベテランにこんな言葉を贈った。
「あなたの素晴らしいプレーに感謝しています」
試合後のタイガースのクラブハウス。カステヤーノスは球場に遊びに来ていた幼い息子を抱きながらイチローに感謝した理由をこう説明した。
「僕はこの子にイチローのような選手、デレック・ジーターやカル・リプケンのような選手になるように野球を教えたいと思っています。真剣に物事に取り組み、正しくプレーする、そんな選手に。だから、感謝の気持ちを伝えたのです」。
カステヤーノスは2010年タイガースのドラフト1巡指名。ここまで打率3割をキープ。三塁のポジションを不動のものにしている。
“レジェンド”イチローのプレーを見て育った選手たちが、次の世代へ「イチロー」を語り継いでいく。
記事引用
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160630-00000094-dal-spo