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【球団人事】パドレスの三塁ベースコーチにマット・ウィリアムス氏が就任か?

パドレスが元ナショナルズ監督のマット・ウィリアムス氏を三塁ベースコーチに招へいする方針を固めたという。メジャーリーグ公式サイトでパドレスを担当するA.J.カッサベルが関係者から得た情報として伝えている。

 

 

MLB球団人事

 

マット・ウィリアムス氏は元ナショナルズ監督で2020年からはKBO起亜タイガースで監督を務めていた。

 

 

2013年10月にナショナルズの監督に就任。2014年には96勝66敗(勝率.593)で地区優勝に導きナショナル・リーグの「最優秀監督賞」を受賞している。

 

 

2015年もナショナルズは83勝79敗で地区2位だったが解任され、2016年はダイヤモンドバックスの三塁ベースコーチ。2017年はNBC解説者。2018年はアスレチックスの三塁ベースコーチなどを歴任している。

 

 

監督としての通算成績は2年間で179勝145敗(勝率.552)と悪くはないが、韓国プロ野球の監督としては、起亜タイガースを率いて2020年は6位、2021年は9位と2年連続でポストシーズン進出に失敗するなど成績が振るわず、2021年11月1日、双方合意の上に契約期間を1年残して契約解除と発表された。

 

 

マット・ウィリアムスといえば現役時代はジャイアンツやインディアンス、ダイヤモンドバックスの3球団で通算17年間プレー。通算378本塁打、1218打点、OPS.805をマークした名選手。

 

 

1994年に43本塁打を放ち、30本塁打以上を5シーズン、1990年から1999年まで10年間、20本塁打以上を記録するなど強打の三塁手としてオールスター・ゲームにも3度選出されている。

 

 

パドレスにはアスレティックスの前監督ボブ・メルビン氏が第22代監督として就任することが決まっているが、前監督だったジェイス・ティングラー氏が、フェルナンド・タティスJr.などの若い才能の暴走を制御できていない部分もあり、クラブハウスの雰囲気づくりなどの部分で経験や統率力のある経験豊かなコーチを探していた。

 

 

新体制のスタッフでどんなチームになるかが楽しみだ。