前田健太が好投し7勝目をあげたドジャースだが、現地30日にアトランタ・ブレーブスとの間でトレードを成立させ、ベテラン右腕バド・ノリス投手を獲得した。
フラッグディール・トレード情報
このトレードは複数トレードでドジャースはノリスのほかにも、メジャー未昇格のキューバ出身ディアン・トスカーノ外野手と選手1名(後日発表)に加え、金銭を獲得。
その見返りとして、マイナーの救援左腕フィリップ・ファイファー、救援右腕カレブ・ダークス両投手をブレーブスにリリース。
31歳のノリスは、今季ここまで22試合(うち先発10試合)に登板し、3勝7敗、防御率4.22、奪三振率7.7、与四球率3.3。
シーズン序盤は調子が上がらず、一時期はブルペンに配置転換されていたが、4日に先発に復帰して以降は、5試合に先発して2勝1敗、防御率2.15と復調の兆しを見せている。
これまでにヒューストン・アストロズやボルティモア・オリオールズなどに所属し、キャリア8年間で59勝75敗、防御率4.43の成績を残している。
クレイトン・カーショーは腰の痛みにより、15日間の故障者リスト入りすることになった…。早く復帰して、また新たな記録を生み出してくれることを祈る…. https://t.co/QakNAIrANv pic.twitter.com/Y57f7Ft7uB
— MLB Japan (@MLBJapan) 2016年7月1日
15日間のDL入りした大エース、クレイトン・カーショーの穴埋めに7月1日のマウンドが決まっている。
この結果、ドジャースの先発ローテーションは当面、前田健太、スコット・カズミアー、ブロック・スチュワート、新人フリオ・ユリアスにバド・ノリスを加えた編成になる。
シーズン前から離脱しているスターターの柳賢振が早ければ7月上旬に復帰予定。ほかにもブランドン・マッカーシーも7月上旬、アレックス・ウッドは7月下旬に復帰する見込みで、オールスターブレイクを挟んで8月頃までには、本来の先発陣が整いだす予定だ。