MLB メジャーリーグ物語

海を渡ってMLBで活躍する日本人メジャーリーガーたち

レ軍勝利の方程式、田澤→上原の完封リレー

 

レッドソックス勝利の方程式

 

レッドソックスの頼れる日本人投手2人が完封リレーを演じてくれました。

 

上原浩治が現地時間13日、敵地でのアスレチックス戦に2点リードの9回から3番手として登板。1回を無失点に抑え今季7セーブ目。

 

7回二死から2番手として登板した田澤純一もイニングをまたぐ1回1/3を無失点で凌ぎ、3連敗していた先発ウェード・マイリーに久々の勝利をプレゼントしています。

 

田澤は5試合連続で無失点、上原は6試合連続の無失点。チーム防御率がリーグ最低のチームにあって、この二人の安定感は特筆すべきものです。

 

 

2013年のワールドシリーズ制覇の年も先発のスタッツは悪く、上原、田澤らのブルペン陣で勝利していました。しかし、あの時のように打撃のランサポートがありません。

 

  1. 打率.231(AL12位)
  2. 本塁打数35(AL6位)
  3. 打点135(AL7位)

ヒッターズパークが多いアメリカンリーグ東地区でこの数字は、低いといえるスタッツです。3シリーズ連続で勝ち越した今シーズンでしたが、4月は12勝10敗。5月は5勝8敗。ライバル、ヤンキース戦の3連敗が響いています。

 

4月の22試合では115点と1試合平均5点以上をたたき出していた攻撃陣も、5月は、13試合で30得点と打線がつながらないのが苦しいところです。

 

開幕から15人の野手がアクティブロースターに入りましたが、その内6人が打率1割台。とくに、マイク・ナポリ(打率.171)の不振が痛いところです。

 

新加入のパブロ・サンドバル(打率.294、4本塁打)、ハンリー・ラミレス(打率.252、10本塁打)と実績どおりの活躍をしているだけに、早期の復調を期待したいところです。首位ヤンキースと5.5ゲーム差をつけられました。