フェンウェイを沸かせたコウジのビッグプレー
レッドソックスの上原浩治が現地1日のエンゼルスで勝敗を分ける執念の守備を見せた。
5対4の8回に登板。1死後にセンターとレフトの連係ミスで三塁打を許すと、相手が次打者の初球にスクイズを敢行。
1点を手堅く取りに来た相手に対し、上原は一塁線に転がった打球を素早く処理して捕手に執念のグラブトス。三塁走者の本塁生還を防ぐスーパープレーで大ピンチを救った。
Koji’s flip saved the day. https://t.co/aqEWxfW9Zs #RedSox pic.twitter.com/hIm12HwZQs
— Boston Red Sox (@RedSox) 2016年7月2日
本塁へ突入した走者がアウトとなった瞬間、フェンウェイパークに大歓声が沸き起こった。ファレル監督も「勝敗を分けたプレー」と絶賛した好フィールディングだった。
さらに2死一二塁では1番打者をボールの回転数がアップした速球で空振り三振に仕留めた。
上原は「コントロールが良かったが、それを(審判がストライクに)取ってくれなかった」と苦しみながらも1点差を守りきった。
田澤純一は、1点リードの7回から救援登板。1回を1安打、1四球、1三振、無失点に抑えた。試合は、田澤、上原、キンブレルの勝利の方程式が成立し5対4でレッドソックスが勝利した。
首位のオリオールズが敗れたためレッドソックスは4ゲーム差の地区2位に追い上げている。