上原、田澤にも大歓声
フェンウェイパーク開幕戦
レッドソックスは現地13日、ナショナルズを迎えて本拠地開幕戦を行い、試合前にはNFLスーパーボウルを制したペイトリオッツのクォーターバック(QB)トム・ブレイディが始球式を務めるなど、盛大なセレモニーを行った。
選手紹介で上原浩治投手(40)の名前がコールされると満員のフェンウェイパークの観客席から大歓声が上がった。
Goosebumps. Welcome officially to the @RedSox family @PeteFrates3! #StrikeOutALS pic.twitter.com/fEnWYAD058
— Boston Red Sox (@RedSox) 2015, 4月 13
以前にも紹介したように今季の上原は、脚のハムストリングの故障で15日間のDL入りで開幕を迎えた。その間、チームはこの日まで4勝2敗の好スタートをきったが、宿敵ヤンキースとの対戦では、クローザー代役のムヒカが9回2アウトから同点ホームランを打たれ、19回に及ぶ死闘を経験した。
Your 2015 #RedSox Home Opener Starting Lineup! pic.twitter.com/qBVg9RYTiS
— Boston Red Sox (@RedSox) 2015, 4月 13
それだけに上原の復活は待ち遠しかったところ。その前を投げる田澤純一も好調で、ここまで無失点を続けている。
スポーツ紙などの記事によれば、練習前のクラブハウスでは大勢のメディアに囲まれた。「4人いる40代のメジャーリーガーのうちの一人になるが」と質問されると、通訳が訳す前に「年なんか関係ねえよ」と即答。その直後に英訳されると大きな笑いが起こり、「もう通訳はいらないんじゃないのか」との声も上がった。
上原は、ランニングやキャッチボールなど、他の投手陣と一緒に通常の練習メニューをこなした。3回裏終了後にブルペンへ移動したが、試合が大量リードの展開になって出番はなかった。
田澤は9回に2人目で登板し、無失点でゲームを締めくくりました。打者3人を全て三振で仕留めましたが、5点差の為セーブは付きませんでした。試合はレッドソックスが9-4で大勝です。