MLB メジャーリーグ物語

海を渡ってMLBで活躍する日本人メジャーリーガーたち

上原浩治3年連続10セーブ!タズ&コウジの勝利の方程式

レッドソックスの日本人リリーバー田澤純一上原浩治は現地19日、本拠地ボストンのフェンウェイパークでのレンジャーズ戦にそれぞれ登板。

 

GAME DAY きょうのメジャーリーグ

 

レッドソックス「勝利の方程式」

 

8回を田澤、9回は上原のレッドソックス「勝利の方程式」で、チームに勝利をもたらしました。

 

 

好投の先発マイリー(7回2失点)から2番手投手として8回のマウンドを任された田澤。

 

今シーズン19試合目の登板となった鉄腕は、先頭のベルトレイを94マイルの速球で空振りの三振に斬って取ると、続くブランクスはスライダーを振らせ、連続三振。最後はモアランドを一ゴロに打ち取る完璧なリリーフで、守護神の上原に繋いだ。

 

田澤は、1イニングを2奪三振含む無失点で抑えました。これで8試合連続の無失点。防御率1.47としました。

 

4-2と2点リードの9回は、クローザー上原の出番ですが先頭のマーティンに一発を浴び、たちまち1点差に。

 

さらに二死から秋信守にサードへの内野安打を許して同点の走者を背負いましたが、最後はアンドラスを速球攻めでライトフライに打ち取り、ゲームを締めくくりました。

 

 

上原は4月25日のオリオールズ戦以来となる今季2本目の被弾(44本目)。失点は9試合ぶり。3年連続の10セーブ(防御率2.08)。日本人投手としては佐々木主悦(マリナーズ)以来です。

 

先日、日米通算先発100勝以上で100セーブを飾りましたが、これでMLB71セーブ目。ひょっとしたら今季MLB100セーブがあるかもしれません。そうなればレッドソックスポストシーズン進出も十分考えられます。

 

※セーブつながりでMLBの通算セーブ数を調べたところBEST10は下記のようになっています。

 

MLB 通算セーブ数ランキング

 

順位  選手名              セーブ数

  1. 1  マリアーノ・リベラ     652  
  2. 2  トレバー・ホフマン     601
  3. 3  リー・スミス        478     
  4. 4  ジョン・フランコ      424  
  5. 5  ビリー・ワグナー      422
  6. 6  デニス・エカーズリー    390 
  7. 7  ジェフ・リアドン      367
  8. 8  トロイ・パーシバル     358
  9. 9  ランディ・マイヤーズ    347
  10. 10  ローリー・フィンガース   341
  11. 10  ジョー・ネイサン      341

 

※記録は2013年シーズン終了時点