レッドソックスの日本人リリーバー田澤純一と上原浩治は現地19日、本拠地ボストンのフェンウェイパークでのレンジャーズ戦にそれぞれ登板。
GAME DAY きょうのメジャーリーグ
レッドソックス「勝利の方程式」
8回を田澤、9回は上原のレッドソックス「勝利の方程式」で、チームに勝利をもたらしました。
好投の先発マイリー(7回2失点)から2番手投手として8回のマウンドを任された田澤。
今シーズン19試合目の登板となった鉄腕は、先頭のベルトレイを94マイルの速球で空振りの三振に斬って取ると、続くブランクスはスライダーを振らせ、連続三振。最後はモアランドを一ゴロに打ち取る完璧なリリーフで、守護神の上原に繋いだ。
田澤は、1イニングを2奪三振含む無失点で抑えました。これで8試合連続の無失点。防御率1.47としました。
4-2と2点リードの9回は、クローザー上原の出番ですが先頭のマーティンに一発を浴び、たちまち1点差に。
さらに二死から秋信守にサードへの内野安打を許して同点の走者を背負いましたが、最後はアンドラスを速球攻めでライトフライに打ち取り、ゲームを締めくくりました。
#HighFiveCity @TeamUehara holds on for the win! 🙌🏼 pic.twitter.com/mbQlueiD15
— Boston Red Sox (@RedSox) 2015, 5月 20
上原は4月25日のオリオールズ戦以来となる今季2本目の被弾(44本目)。失点は9試合ぶり。3年連続の10セーブ(防御率2.08)。日本人投手としては佐々木主悦(マリナーズ)以来です。
先日、日米通算先発100勝以上で100セーブを飾りましたが、これでMLB71セーブ目。ひょっとしたら今季MLB100セーブがあるかもしれません。そうなればレッドソックスのポストシーズン進出も十分考えられます。
※セーブつながりでMLBの通算セーブ数を調べたところBEST10は下記のようになっています。
▽MLB 通算セーブ数ランキング
順位 選手名 セーブ数
- 1 マリアーノ・リベラ 652
- 2 トレバー・ホフマン 601
- 3 リー・スミス 478
- 4 ジョン・フランコ 424
- 5 ビリー・ワグナー 422
- 6 デニス・エカーズリー 390
- 7 ジェフ・リアドン 367
- 8 トロイ・パーシバル 358
- 9 ランディ・マイヤーズ 347
- 10 ローリー・フィンガース 341
- 10 ジョー・ネイサン 341
※記録は2013年シーズン終了時点