MLB メジャーリーグ物語

海を渡ってMLBで活躍する日本人メジャーリーガーたち

Rソックス9回2死から劇的なルーズベルトゲーム!最後は上原が三者三振ピシャリ

ボストン・レッドソックスは現地24日、敵地でテキサス・レンジャーズと対戦、8対7で逆転勝利を収めた。

 

レッドソックスが8対7で逆転勝利

 

9回2死から3点差を逆転する劇的なルーズベルトゲームだった。最後は、9回を任された上原浩治が1回を完ぺきに抑えて今季2セーブ目を挙げ、さらにメジャー通算500奪三振に到達した。

 

3点ビハインドのまま迎えた9回、代打サンディ・レオンから適時二塁打、ムーキー・ベッツ外野手から16号2ランが飛び出し、土壇場で同点に追いつく。なおも2死一、三塁のチャンスを作ると、相手投手の暴投で三塁走者が生還し、ついに逆転に成功した。

 

最後は、その裏から登板した上原が、指名打者プリンス・フィルダーエルビスアンドラス遊撃手、ルーンド・オドール二塁手から3者連続で空振り三振を奪う、圧巻の投球で大逆転劇を締めた。

 

 

 

上原の今季は29試合27.1回、2勝3敗2セーブ、ERA4.61、WHIP1.06、奪三振41。

 

奪三振率(K/9)は13.50でキャリア平均10.77と大きく上回っている。チームのクローザー、キンブレルと同じ数値。ヤンキースMLB最速投手チャップマンが13.95だから、いかに球速のない上原のボールにキレがあるかが分かる。

 

ただ、今季は四球が多くBB/9が上原のキャリア平均1.36に対して倍近い2.63が気になるところだ。