菊池雄星、6回7K1失点1失点
今季からブルージェイズに移籍している菊池雄星投手が4日(日本時間5日)、本拠地でのヤンキース戦で今季5度目の先発。今季初勝利を飾った。
菊池は11連勝中のヤンキース打線に対して6回78球(ストライク54)を投げて被安打3、奪三振71、失点1のクォリティースタート(QS)で今季1勝1敗、防御率4.35とした。
これで今季の奪三振数20で9イニング換算の三振数(K/9)8.71とまずまずだが、9イニング換算の与四球(BB/9)は6.10でキャリア平均の3.40より悪く、制球力の改善が今後の課題。
好調な相手打線に対して初回先頭にルメイヒューに中前打を許すも、続くジャッジを空振り三振。ここまで9本塁打のリゾを二ゴロ併殺打に仕留めた。
Yusei Kikuchi, Nasty 89mph Splitter (and grip). ✌️ pic.twitter.com/v6FinY7xrc
— Rob Friedman (@PitchingNinja) May 5, 2022
3回、先頭のギャロに同点ソロを被弾したが、味方打線が追加点を挙げて1点差でリードした4回と5回は先頭打者を死球で出したが、無安打に抑えた。
勝負どころの6回は1死三塁のピンチを招いたが、ヤンキースの主軸・ジャッジを三振、リゾを三塁ファウルフライに仕留めてブルペン陣に後を託して降板した。
ブルージェイズは2番手フェルプス、3番手メイザ、4番手ガルシアと無失点リレーでつなぎ、最後はクローザーのロマノが9回表に二死満塁のピンチを招いたが、カイナーファレファを三塁ゴロに打ち取って1点のリードを死守した。
これで同地区ライバル3連戦3連敗を免れ、首位ヤンキースと2.5ゲームに縮めた。
菊池は、移籍後5度目の先発登板で、今季初のQS。浮上のきっかけにしたい。
【 #ブルージェイズ 】#菊池雄星 投手が11連勝中の絶好調ヤンキース打線を抑え抜く!!
— MLB Japan (@MLBJapan) May 5, 2022
👉 6回3安打1失点7奪三振の好投で今季初勝利を手にしました🎉#日本人選手情報https://t.co/DfEB1Oi4gp pic.twitter.com/lVGah2Lwni