ブルージェイズの山口俊投手が26日(日本時間27日)、本拠地のRソックス戦で、3回表から2番手としてマウンドに上がり、4回59球を投げて被安打2、奪三振2、与四球2、失点1の好投でメジャー初勝利を挙げた。
故障者続出のブルージェイズで1度も先発起用はないものの、これで1勝2敗、防御率4.26になった。
ブルペンデイだったこの日は、7回に元阪神のドリス(今季6ホールド目)、8回は元日本ハムのバースらのNPB在籍投手も登板。レッドソックス打線を1点に抑えて9対1で勝利した。
昨季はNPBの読売ジャイアンツで菅野と並ぶ先発ローテの柱として活躍した山口。
15勝4敗、防御率2・91、188奪三振の成績を残して最多勝、最多奪三振などのタイトルを手にしたが、先発起用を勝ち取るには、こうした小さな実績を積み重ねていく必要がある。
山口はオフに2年最大915万ドル(約10億円)でブルージェイズと契約している。
ブルージェイズは先発ローテーション投手の故障が相次いでおり、この状況が続くと山口にもローテーション入りにチャンスが出てきた。