「俺たちのエースはコイツだ!」と題してこのブログでも2015年頃から毎年注目しているが、2022年シーズンの開幕投手情報を紹介していきたい。そろそろそんな季節になってきた。
MLB2023 Opening Day
プライドの高いメジャーリーガー、とくに“エリートスターター”と呼ばれる先発ローテーションのトップクラスの投手たちにとっては、開幕戦のマウンドに立つことほどプライドをくすぐられることはないだろう。
すでに下記の球団が開幕戦のスターターを発表している。
球団別の開幕投手
■ロサンゼルス・エンゼルス
フィル・ネビン監督が、敵地で行われるアスレチックスとの開幕戦に大役を託すと明かしている。2年連続2度目の開幕投手。
■クリーブランド・ガーディアンズ
シェーン・ビーバー
ガーディアンズのテリー・フランコーナ監督は、このままスケジュール通りにいけば、エース右腕のシェーン・ビーバーが今季の開幕投手を務める予定であることを明言した。
ガーディアンズは日本時間3月31日の開幕戦で、敵地T-モバイル・パークでマリナーズと対戦。ビーバーは、4年連続4度目の開幕投手。
■シンシナチ・レッズ
ハンター・グリーン
現地時間3月9日、レッズのデービッド・ベル監督は、メジャー2年目を迎えた剛球右腕ハンター・グリーンを今季の開幕投手に指名している。
グリーンは2017年ドラフト全体2位指名。昨季はメジャー未経験ながら開幕ローテーション入りし、24試合に先発して125.2イニングを投げ、5勝13敗、防御率4.44、164奪三振を記録した。
100マイルを計測する4シームが武器だが、それだけでなく、変化球を上手く活用することに取り組んでいるという。
■サンフランシスコ・ジャイアンツ
ローガン・ウェブ
現地時間3月14日、ジャイアンツのゲーブ・キャプラー監督はヤンキースとの開幕戦にエース右腕のローガン・ウェブが先発することを発表した。ウェブが開幕投手を務めるのは昨季に続いて2年連続2度目。
ジャイアンツの開幕戦は、同31日に敵地ヤンキー・スタジアムで行われる。26歳のウェブはメジャー5年目だが、昨季は32試合に先発して自己最多の192.1イニングを投げ、15勝9敗、防御率2.90、163奪三振の好成績をマーク。
ゲリット・コール
ヤンキースはゲリット・コールが4年連続5度目の開幕投手を務める予定であることをMLB公式サイトが報じている。
コールはヤンキース移籍後の2020年の開幕戦で、ナショナルズ相手に5回コールドの試合を完投勝ち。2021年はブルージェイズ相手に6回途中2失点、昨季はレッドソックス戦で4回3失点だった。4年連続は球団史上3位タイ。