サンフランシスコ・ジャイアンツとボストン・レッドソックスのインターリーグGAME1は、延長10回にレッドソックスが勝ち越して5対3で勝利した。
共に今世紀に入って3度、ワールドシリーズを制している名門同士の対決とあって試合は最後までもつれた展開になった。
この試合で上原浩治が同点で迎えた8回から3番手として登板。
代打のギレスピーを1-2から87マイルの2シームで空振りの三振。1番スパンには3球目スプリットをライト前へ運ばれたが、2番パニックを初球ライトフライ、3番ダフィーを2-2から78マイルのスプリットで空振り三振に仕留めた。13球でストライクが11球だった。
Taz comes in for the bottom of the 9th and looks to force extra innings. 👊 pic.twitter.com/Nh6bsxX63l
— Boston Red Sox (@RedSox) 2016年6月8日
9回にマウンドを継いだのは6日に30歳になった田澤純一。
4番ベルトをショートゴロに打ち取ると、5番クロフォードを空振り三振、最後はブランコを捕手へのファウルフライに打ち取って3者凡退に仕留めた。13球中、8球がストライク。最速94マイルだった。
延長戦に突入した10回の攻撃でチームが勝ち越し、5-3で勝利したため田澤に今季1勝目(10ホールド)がついた。最後はクローザーのキンブレルが幕を下ろした。
上原、田澤がともに投げて勝ったのは5月14日のアストロズ戦以来、この時も延長戦で上原に2勝目がついている。