現地15日、ボストン・レッドソックスの上原浩治がオールスターブレイク明けの初戦、ヤンキース戦に登板した。
2点リードの9回に、4番手として登板。
相手の主軸4番マッキャンをフルカウントから空振り三振。
5番テシェイラを2-1からセンターフライ。
6番A.ロッドを1-2から80マイルのスプリットでファーストへのポップフライ。
1回を14球、無安打、無四球、無失点と完ぺきに抑え、今季5セーブ目。6イニングを3安打に抑えたナックルボウラー、ライトに11勝目をプレゼントした。
チームのSNSには、おなじみのコウジタイムの文字が復活した。
It’s Koji time! #HighFiveCity pic.twitter.com/Zee52tF08h
— Boston Red Sox (@RedSox) 2016年7月16日
レッドソックスは5対3で勝利し、ブレイクをはさんで5連勝、東地区2位。
キンブレルがひざの手術、田澤が右肩の違和感で15日間のDLに入ったが、この日は、ロッキーズから緊急補強したアンダースローのジーグラーが7回、左腕ロスJr.が8回、上原浩治がクローザーとして9回のマウンドを任された。
ふり返れば今季、新体制のデーブ・ドンブロウスキー社長のもと、先発の柱としてデービット・プライスをFAで獲得。
ブルペンも昨年マリナーズで70試合に登板、防御率1.94をマークした26歳のカーソン・スミスを補強。抑えには実績十分のキンブレルを補強して投手陣を整備した。
しかし、スミスは、わずか3試合の登板で離脱し、5月24日にトミー・ジョン手術を受けた。
そして、キンブレルも離脱、田澤のDL入り。上原とジーグラーがブルペン陣の中核としてゲームをコントロールできるか。AL10位の先発陣を上原たちが支えることになる。