MLB メジャーリーグ物語

海を渡ってMLBで活躍する日本人メジャーリーガーたち

上原浩治が今季5セーブ目、9回にコウジタイムが復活

現地15日、ボストン・レッドソックス上原浩治がオールスターブレイク明けの初戦、ヤンキース戦に登板した。

 

2点リードの9回に、4番手として登板。

 

相手の主軸4番マッキャンをフルカウントから空振り三振。

5番テシェイラを2-1からセンターフライ。

6番A.ロッドを1-2から80マイルのスプリットでファーストへのポップフライ。

 

1回を14球、無安打、無四球、無失点と完ぺきに抑え、今季5セーブ目。6イニングを3安打に抑えたナックルボウラー、ライトに11勝目をプレゼントした。

 

チームのSNSには、おなじみのコウジタイムの文字が復活した。

 

 

レッドソックスは5対3で勝利し、ブレイクをはさんで5連勝、東地区2位。

 

キンブレルがひざの手術、田澤が右肩の違和感で15日間のDLに入ったが、この日は、ロッキーズから緊急補強したアンダースロージーグラーが7回、左腕ロスJr.が8回、上原浩治がクローザーとして9回のマウンドを任された。

 

ふり返れば今季、新体制のデーブ・ドンブロウスキー社長のもと、先発の柱としてデービット・プライスをFAで獲得。

 

ブルペンも昨年マリナーズで70試合に登板、防御率1.94をマークした26歳のカーソン・スミスを補強。抑えには実績十分のキンブレルを補強して投手陣を整備した。

 

しかし、スミスは、わずか3試合の登板で離脱し、5月24日にトミー・ジョン手術を受けた。

 

そして、キンブレルも離脱、田澤のDL入り。上原とジーグラーブルペン陣の中核としてゲームをコントロールできるか。AL10位の先発陣を上原たちが支えることになる。