MLB メジャーリーグ物語

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元DeNAのグリエルが5年約50億円でアストロズと契約

 

メジャーリーグ契約情報

 

 

争奪戦が注目された元DeNAユリエスキ・グリエル(32)が、ヒューストン・アストロズと5年4750万ドル(約50億円)で合意したと複数のメディアが報じている。

 

2月にキューバから亡命し6月13日に正式にFAとなったグリエル内野手がどの球団と契約するのか、注目を集めていた。

 

即戦力の内野手ということで今季ポストシーズン進出を狙うメッツ、ドジャースアストロズなど多くの球団が興味を示していると伝えられていた。

 

 

アストロズポストシーズン進出の可能性を残し、ポストシーズンで起用したい選手は8月末の時点でアクティブロースター(25人枠)に入れておく必要がある。

 

ということで逆算して8月上旬のメジャーデビューとなりそうでホセ・アルトゥーベ二塁手、カルロス・コレア遊撃手と内野陣を形成。ますます魅力的な内野陣が形成される。

 

グリエル自身はヤンキースを希望していると伝えられていた。ヤンキースのアロルディス・チャプマン投手はキューバ代表時代にチームメートだった仲で、グリエルとは今年に入って連絡を取り合ったらしい。

 

グリエル同様にキューバから亡命したメッツのヨエニス・セスペデス外野手は、キューバ代表で5年間一緒にプレーした元チームメートのグリエルと再び同じチームになることを熱望していたという。

 

 

グリエル

 

 

まだお互いキューバにいた頃、よくグリエルの自宅に遊びに行っていたことを明かし「僕のベストフレンドの1人」だという。

 

親子ともども国民的ヒーローのグリエルが亡命したというニュースが流れたときは、あまりのショックで絶句。「信じたくなかったよ。でも家族と一緒にキューバを離れたと聞いて、それならあり得るかと納得した。彼は家族との結び付きが強いからね」と話した。

 

彼がアストロズを選択した事で、セスペデスにとっては残念な結果になった。