MLB メジャーリーグ物語

海を渡ってMLBで活躍する日本人メジャーリーガーたち

MLB 選手の総年俸から見たポストシーズン 10球団のペイロール比較

 

MLB2018 ポストシーズン進出10球団の総年俸比較

 

MLBは12日(日本時間13日)からチャンピオンシップが始まるが、今季ポストシーズン進出を果たした10球団の選手年俸を単純に比較した。

 

 

アメリカンリーグ

 

レッドソックス 2億4000万ドル

インディアンス 1億4000万ドル

アストロズ 1億6300万ドル

ヤンキース 1億8100万ドル

アスレチックス 7600万ドル

 

 

ナショナルリーグ

 

ブレーブス 1億2300万ドル

ブルワーズ 1億900万ドル

ドジャース 1億9400万ドル

ロッキーズ 1億4400万ドル 

カブス 1億9700万ドル

 

 

総年俸はサイトによって算出方法が変わるので、多少違うことをご理解していただきたい。リーグの平均は約1億3900万ドル。

 

アクティブロースターの25人だけを見ても面白いが、30球団のトップはレッドソックス、2位はジャイアンツ、3位はドジャース、4位がカブス、5位がナショナルズ

 

ヤンキースは若手が多いので、以前ほど高くは無いが、それでも全体で6位。大谷所属のエンゼルスが意外と多く支払っていて7位になっている。

 

 

 

 

逆に最低はレイズ。アスレチックスも28位で、この両チームは、スモール・バジェットで有名。今季の躍進を見れば費用対効果の良かった球団とも言える。上のリストでは、ブルワーズもそうした球団かもしれない。

 

上記の総年俸には、レッドソックスのペドロイア内野手のように故障者リストの選手も含まれている。不良債権と言えばかわいそうな気もするが、そうした不良債権額ではジャイアンツがトップで2位がエンゼルス、3位がメッツ。この3チームは当然の事ながらポストシーズンへの進出はならなかった。

 

多くのMLB球団ではデータを、「戦略・編成」「戦術・作戦」「育成」「故障・非常時」の4つの系統に分けて扱うことを聞いたことがある。

 

期待値として戦力分析をして年間計画をつくる球団だが、「故障」の見きわめの難しさが分かる。これを読み違えばジャイアンツやエンゼルス、メッツのようになるのかもしれない。

 

 

 

◇参考資料

https://www.rosterresource.com/mlb-depth-charts/

https://www.spotrac.com/mlb/payroll/