ヤンキースの先発マイケル・ピネダ投手が、右肘靭帯の部分断裂により故障者リストに入ることになった。チームはトミージョン手術を受けさせる方針だが、いずれにしてもピネダには気の毒だが、シーズンエンドになった。
先発ピネダがトミージョン手術へ
ピネダは、最近の7試合では防御率6.14と打ち込まれていたが、それ以前は防御率3.32と好調で、ルイス・セベリーノとともにヤンキースの首位快走を支えていた。
ヤンキースは、ここ7カードで負け越し、6月12日の時点であった貯金15が3に減り、首位のレッドソックスとは4.5ゲーム差の3位に沈んでいる。
Updated #Yankees roster: SP Michael Pineda (partially torn UCL) to DL; DH Matt Holliday activated from DL. https://t.co/NR7FPi3a4L pic.twitter.com/wyOdMlfXDS
— Jason Martinez (@mlbdepthcharts) 2017年7月14日
もともと若手育成イヤーだったヤンキース。今後の補強にも慎重に対応することをキャッシュマンGMがメディアに語っているが、セベリーノのこれまで通りの活躍、田中将大の完全復活に期待して、C.C.サバシアの状態を見ながらの補強になると思われる。
先発ローテは、すでに17試合に登板し、ローテの一角を担う左腕ジョーダン・モンゴメリー(6勝4敗、防御率3.78)を含め、ブライアン・ミッチェル、ルイス・セッサ、チャド・グリーンなどが穴埋めしている。
さらに、3Aに昇格した右腕チャンス・アダムスあたりも昇格する可能性が出てきている。
クリッパード、セベリーノ、チャップマンの勝利の方程式で6月中盤まで首位を快走していたヤンキースだが、ここに来てそのブルペン陣も揺らぎ始めた。
ワイルドカードによるポストシーズンへの希望が残るヤンキースだが、若手投手陣の成長を待つ内部育成でいくと思われるが、田中将大、サバシアのパフォーマンスが気になるところだ。