MLB メジャーリーグ物語

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先発ピネダがトミージョン手術へ 補強か内部育成か、ヤンキースの今後は?

ヤンキースの先発マイケル・ピネダ投手が、右肘靭帯の部分断裂により故障者リストに入ることになった。チームはトミージョン手術を受けさせる方針だが、いずれにしてもピネダには気の毒だが、シーズンエンドになった。

 

先発ピネダがトミージョン手術へ

 

ピネダは、最近の7試合では防御率6.14と打ち込まれていたが、それ以前は防御率3.32と好調で、ルイス・セベリーノとともにヤンキースの首位快走を支えていた。

 

ヤンキースは、ここ7カードで負け越し、6月12日の時点であった貯金15が3に減り、首位のレッドソックスとは4.5ゲーム差の3位に沈んでいる。

 

 

もともと若手育成イヤーだったヤンキース。今後の補強にも慎重に対応することをキャッシュマンGMがメディアに語っているが、セベリーノのこれまで通りの活躍、田中将大の完全復活に期待して、C.C.サバシアの状態を見ながらの補強になると思われる。

 

先発ローテは、すでに17試合に登板し、ローテの一角を担う左腕ジョーダン・モンゴメリー(6勝4敗、防御率3.78)を含め、ブライアン・ミッチェル、ルイス・セッサ、チャド・グリーンなどが穴埋めしている。

 

さらに、3Aに昇格した右腕チャンス・アダムスあたりも昇格する可能性が出てきている。

 

ヤンキース ロゴ

 

 

クリッパード、セベリーノ、チャップマンの勝利の方程式で6月中盤まで首位を快走していたヤンキースだが、ここに来てそのブルペン陣も揺らぎ始めた。

 

ワイルドカードによるポストシーズンへの希望が残るヤンキースだが、若手投手陣の成長を待つ内部育成でいくと思われるが、田中将大、サバシアのパフォーマンスが気になるところだ。