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【MLB契約情報】プロスポーツ史上最大の契約!マーリンズとスタントン外野手が合意

MLB契約情報

 

13年間の長期契約で325ミリオン!

カブレラ抜いて史上最高額

 

MLBマイアミ・マーリンズジャンカルロ・スタントン外野手(25)が、13年の長期契約を3億2500万ドル(約377億7千万円)で合意した事を14日(日本時間15日)、米スポーツ専門サイト「CBSスポーツ」が伝えている。

 

 

スタントンは2007年ドラフト2巡指名(全体76番目)でフロリダ・マーリンズと契約。

 

 

今季は顔面に死球を受けたため、145試合の出場にとどまったものの、打率.288、本塁打37でNLの本塁打王のタイトルを獲得。打点105、OPS.950とハイアベレージな数字を残した。ナ・リーグMVP投票でも最終候補の3人に残り、今やリーグを代表する選手の一人に成長した。

 

 

 

 

5年間のキャリアの中で30本塁打以上を既に3度記録(11・12・14年)し、通算打率は.271、通算OPS(出塁率+長打率)は一流選手の基準とされる.900を上回っている。

 

 

14年の年俸は650万ドル。年俸調停権を有するため、倍増の1300万ドル前後には年俸が高騰することが予想されていたが、マーリンズは、チームの顔として、チームの総年俸が約4200万ドル(約48億8千万円)といわれる中、一人の選手にチームの約8倍の大型契約を結んだ。

 

 

12年にマーリンズは、サンチェス、ラミレス、バーリー、レイエスら主力をトレードで放出する「ファイヤーセール」を行ったが、今季は77勝を挙げ再建期のチームの核となる選手の引き留めに出た模様。

 

 

なお、今回の契約は、昨年オフにタイガースとミゲル・カブレラ内野手(31)が合意した10年2億9200万ドル(約339億円)、07年オフにヤンキースアレックス・ロドリゲス内野手(38)と結んだ10年2億7500万ドル(約319億6千万円)を大きく上回るプロスポーツ史上最大規模の契約。