GAME DAY きょうの大谷翔平
日本人最速で100号メモリアルアーチ
大谷翔平が14日(日本時間15日)、敵地でのアスレチックス戦に「3番・DH」でスタメン出場。
5点リードの5回無死二塁で迎えた第3打席にメジャー通算100本塁打のメモリアルアーチを放った。
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— Los Angeles Angels (@Angels) May 15, 2022
松井の636試合より速いペース
打者としては444試合目。投手として出場した試合も含めれば459試合目。いずれにしても日本人メジャーリーガーとしては最速になる。これまでは松井秀喜氏の636試合だった。
5試合ぶりの今季7号は、初球の甘く入った92.8マイルのシンカーを仕留め、角度22度で大谷のアーチにしては低い弾丸ライナー気味だったが、打球初速度110.1マイル、飛距離418フィート。打った瞬間にそれと分かる“大谷アーチ”だった。
大谷にとっては通過点の記録だが、100年以上の歴史あるメジャーリーグで「250奪三振」の投手が「100本塁打」以上を記録したパターンはベーブ・ルースと大谷翔平だけだ。
エンゼルスは今季初のダブルヘッダーで、大谷は第1試合で4打数2安打と結果を出していたが、2点リードの9回二死から守護神イグレシアスがメジャー初本塁打となる逆転サヨナラ本塁打を被弾していた。
チーム全体が悪いムードになりかけていたが、2回のテイラー・ウォードの満塁弾(3度目)と大谷の100号メモリアルアーチで一気に明るいラテン系のエンゼルスに変わった。
Taylor Ward Grand Slam 💥
— FOX Sports: MLB (@MLBONFOX) May 15, 2022
(via @angels)pic.twitter.com/s39AyOfk7W
先発のマイケル・ロレンゼンも好投した7回99球、被安打5、奪三振3、与四球1、失点1(自責点1)、現地5月2日のホワイトソックス戦(8.1回)に続いて7イニング以上を投げた。これで防御率も4.13から3.57まで改善した。
これで今季の大谷翔平の打撃成績は、打率.255、本塁打7、打点24、四球12、三振33、盗塁5、出塁率.314、長打率.454、OPS.768。
まだまだ本調子では荷ような気がするが、直近の7試合では30打数10安打の打率.333と上向き傾向だ。
縁のあるオークランドコロシアムでの100号アーチで、本来の調子に戻ってほしい。
エンゼルスはダブルヘッダーを1勝1敗、11連勝中のアストロズがナショナルズに敗れたためゲーム差なしでトップのアストロズと並んだ。(勝率では僅差で2位)