パドレスは12日(日本時間14日)、メッツから戦力外となっていたロビンソン・カノー内野手とメジャー契約で合意した。
メジャーリーグ移籍情報
39歳のカノーは2013年オフ、FAでマリナーズと10年2億4000万ドルの当時としては超大型契約を結んでヤンキースから移籍。
The #Padres have signed INF Robinson Canó to a Major League contract.
— San Diego Padres (@Padres) May 13, 2022
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2018年オフにはトレードでメッツへ放出。ヤンキース以来のニューヨーク復帰で話題を集めたが、2020年オフには2度目の薬物規定違反により、2021年の全試合が出場停止。
2年ぶりのメジャー復帰となった今季は、メッツで12試合に出場して打率.195、1本塁打、3打点、出塁率.233、長打率.268、OPS.501と結果を残すことができなかった。
今月8日にメッツからDFAとなってメッツの40人枠から外され、高額が残っているためトレードやウエーバーでの獲得を希望する球団も現れず、メッツからリリースされてFAになっていた。
来季まで2年3760万ドルが残っているが、マリナーズから契約を引き継いだメッツが負担してパドレスは最低年俸だけを日割り計算で負担するということでスムーズに移籍が決まったようだ。
カノーは、これまで通り背番号24を付けてさっそくベンチ入りしている様子が中継で映し出されていたが、MLB公式サイトによると、パドレスでは左の代打要員としての起用が有力らしい。
また、正二塁手のジェイク・クロネンワースが遊撃を守ることもできるため、二塁カノー、遊撃クロネンワースの二遊間コンビで戦うパターンも考えられるということだ。
メジャー通算2632安打。現役選手としてはカージナルスに戻ったアルバート・プホルス、タイガースのミゲール・カブレラに次ぐ安打数をマークしている。
パドレスは先日、レッズをDFAになった秋山翔吾外野手とマイナー契約を結んでいる。秋山にとってはカノーの加入で40人枠が埋まってしまい、メジャー復帰に向けて苦しい展開になってきた。