現地5月13日から敵地オークランドで3連戦を戦うエンゼルスは、12日にメジャー初昇格したチェース・シルセスがメジャー初登板、初先発を果たした。
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— Los Angeles Angels (@Angels) May 14, 2022
GAME DAY きょうのMLB
ドラフトで20人全員を指名した21年の11位指名投手
5月18日で22歳になるシルセス投手は、2021年ドラフトでエンゼルスから11位指名。
2022年のエンゼルス内プロスペクトランキング(若手有望ランキング)16位。昨年の30位圏外からランクインした期待の高まる選手。
最初はテネシー大学へ進学してそこで登板の機会が得られず、南ネバダ大学からアリゾナ大学へ転校してドラフト指名された選手。
最速96マイルのフォーシームを中心にスプリッターと縦に大きく落ちるカーブを織り交ぜて緩急をつける投球スタイル。制球力もあるようで、低めに投げ込んでゴロアウトの山を築いていった。
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マイナーでは今季2Aクラスで5試合全てに先発登板して、直近の3試合では6回自責点2以内の好投を続けていた。
4/22 6回自責点1、奪三振7、与四球1
4/28 6回自責点0、奪三振8、与四球1
5/5 6回自責点2、奪三振10、与四球2
この日の初登板では6イニング20人の打者に対して81球、被安打1、与四球2、奪三振4のクォリティースタート。2対0とリードして勝ち投手の権利を持ってブルペンに後を託した。
▽こちらのブログ記事を参考にしました
エンゼルスのチェイス・シルセスのマイナーでの経歴と選手の特徴 | のびたのセミリタイア
【追記】
試合は9回にエンゼルスの守護神イグレシアスが3人の打者で締めくくり。2対0でエンゼルスが勝利した。
シルセスはメジャー初登板で嬉しい初勝利。初先発で6イニング以上投げて被安打1は球団史上2回目。
Chase Silseth is just the second pitcher in franchise history to toss at least 6 innings and allow one hit during his Major League debut. He joins Rudy May who went nine innings, allowing one hit against the Tigers on April 18, 1965.
— Angels PR (@LAAngelsPR) May 14, 2022
100号アーチが期待された大谷翔平は4打数ノーヒット、1三振だった。