ワイルドカード枠でのポストシーズン進出に可能性が出てきたレッズが、アズドゥルバル・カブレラ内野手を獲得した。
フラッグディール・トレード情報
MLB移籍情報
レッズはウエーバーでダイヤモンドバックスから35歳のベテラン内野手、アズドゥルバル・カブレラを獲得したことを発表した。
ベネズエラ出身のカブレラは、メジャー15年目のスイッチヒッター。メジャー通算1802試合に出場。1761安打、195本塁打の実績があり、今季はここまで90試合に出場して打率.244、7本塁打、40打点、1盗塁、OPS.716をマーク。
守備は、内野の各ポジションを守れるタイプ(若い時は遊撃手でに起用が多かった)。ただ、最近はチーム事情にもよるが一塁手や三塁手が多かった。
15シーズンで8球団目。内野の各ポジションに起用できることから使い勝手の良いベテランといえそうだ。
The #Reds today claimed off waivers today from Arizona IF Asdrúbal Cabrera.
Welcome to Cincinnati, Asdrúbal! pic.twitter.com/fLKTqdXsj1
— Cincinnati Reds (@Reds) August 27, 2021
今年の2月にダイヤモンドバックスと1年175万ドルで契約。この時の契約はオプションとして最大105万ドルの出来高含んだものだったが、5月に右ハムストリングを痛めて10日間の負傷者リスト(IL)に入り、90試合の出場にとどまっていた。
ダイヤモンドバックがウェーバー公示(支配権の放棄)していたのを8月27日(日本時間28日)、レッズがクレイムして移籍が決まった。
レッズでは正一塁手にジョーイ・ボットー、三塁手にマイク・ムスタカスがいるため、そのバックアップやルーキーのジョナサン・インディア二塁手のバックアップとしてデプスに深みを加えたかったのだろう。