筒香嘉智、パイレーツ移籍後9試合で4本目
パイレーツ移籍後、打撃好調な筒香嘉智がまた本塁打を放った。チームが4点差を逆転した直後、無死二塁で代打で起用された筒香はカージナルスの4番手左腕ヘネシス・カブレラの投じた2球目92マイル(約148キロ)のフォーシームを捉えて右中間の最深部に4号2ランを運んだ。
Yoshi TsutsuGONE pic.twitter.com/sClClufAjL
— Pittsburgh Pirates (@Pirates) August 27, 2021
23日(同24日)のダイヤモンドバックス戦以来の本塁打は、今季3本目、日本人選手でシーズン3本目の代打本塁打は最多。今季メジャーで最多の代打本塁打を記録しているのはパブロ・サンドバル(ブレーブス)の4本で、筒香はあと1本に迫っている。
パイレーツ移籍後の筒香は少ない出場機会ながら代打で4打数4安打、二塁打1、本塁打3と驚異的な成績を残している。
試合後のシェルトン監督は「彼はベテラン。日本で成功しているし、いかにハンドルするか、準備するかを知っている。とても落ち着いているし、試合の状況を分かってる」と、筒香の姿勢を絶賛した。
この本塁打がダメ押しになってパイレーツが11対7で勝利した。
■筒香嘉智のメジャー残留をかけた戦い
前回も紹介したが、筒香のリベンジは始まったばっかりだ。9月になればセプテンバー・コールアップでマイナーから若手が昇格して来て出番が少なくなる。筒香にはそれまでの時間でインパクトのある結果を出す必要がある。
8月の残りの日程はホームでのカージナルス4連戦だ。筒香の幸運を祈りたい。
ホームのPNCパークのライト後方にはアレゲニー川が流れており、場外弾を打つとその川に飛び込むのが名物。
しかし、過去4本しかなく、筒香には、川に打ち込むぐらいの豪快な“スプラッシュ弾”でピッツバーグのファンを沸かせてほしい。