パイレーツの筒香嘉智は18日(日本時間19日)、敵地でのマーリンズ戦に「4番・一塁」で先発出場。3試合ぶりにマルチ安打を記録した。
パイレーツ移籍後は打率3割、OPS1.056
筒香は3点リードで迎えた5回、先頭打者で2番手左腕ショーン・ゲンサーの2球目スライダーを捉え、強烈なセンター前ヒット。
【 #パイレーツ 】#筒香嘉智 4打数2安打1四球の活躍!!2試合連続ヒットで移籍後打率3割をキープしています👍#日本人選手情報https://t.co/1djY8jwTYg pic.twitter.com/oGYL9FC5Io
— MLB Japan (@MLBJapan) September 19, 2021
7回の第4打席は、相手の3番手右腕ポール・キャンベルからスレートの四球で出塁。9回の第5打席は、1死走者なしの場面で4番手右腕テイラー・ウィリアムズから痛烈に一塁線を破るライト前安打で出塁した。
この日の筒香は、4打数2安打1四球で3試合ぶりのマルチ安打を記録。これで3チーム合計の打率.219、出塁率.318、OPS.716。
■筒香嘉智、パイレーツでの成績
3チーム目のパイレーツ移籍後は、29試合で80打数24安打の打率.300、四球13で出塁率.394、本塁打7、三塁打1、二塁打6の長打率.663、OPSは1.056とハイレベルの数字をキープしている。
パイレーツは残り14試合、筒香のメジャー生き残りをかけた挑戦はまだまだ続くが、来季に向けてインパクトを残すには、この高いOPSをキープしていきたい。(できれば本塁打10本も)
筒香は対左投手が打率.265、OPS.771と右投手の打率.201、OPS.696より、はるかに高い。さらに守備でも信頼を得ることができれば、一塁と三塁、外野では両翼を守った経験があるだけにユーティリティープレーヤーとしての役割も担える。
この調子をキープして来季、どこかの球団でメジャー40人枠を勝ち取ってほしい。