急転直下のニュースでひと安心だ。右腕の違和感で登板を回避していた大谷の次回登板が決まった。
大谷翔平の次回登板が現地時間9月19日(日本時間20日)、本拠地でのアスレチックス戦になることが報道されている。
ベーブ・ルース以来103年ぶりの偉業成るか!
勝利投手になれば1918年レッドソックス時代のベーブ・ルース以来、103年ぶりの「2ケタ勝利&2ケタ本塁打」を達成することになる。
当初は、17日(同18日)のアスレチックス3連戦のGAME1という報道もあったが、ホームに同地区ライバルのアスレチックスを迎え撃つ3連戦のGAME3になったということを複数のメディアが報じている。
前回登板10日(同11日)のアストロズ戦で4回途中9安打6失点でKOされ、連勝記録が8で止まった。データ分析が鋭いアストロズでは、大谷のスプリットには手を出さず、スピードがやや落ちるスライダーに絞っていたように感じた。
アスレチックス戦は今季2試合に登板して0勝1敗、防御率2.25。7月19日の登板では6回無失点の好投ながら味方打線の援護が無く、白星に結びつかなかった。
勝敗は運に左右される部分も多く正しく投手を評価する記録でもないが、歴史的な偉業の為、注目したい。早く10勝して、右腕を来季へ温存し、次は「本塁打王」のタイトル目指して打撃に専念させてあげたい。
ちなみに、ブルージェイズのゲレーロJR.は46号本塁打を放ち大谷と2本差で単独トップ。彼は直近15試合で本塁打7、打点8、打率.361と絶好調。
一方、大谷は、ホームランダービーやオールスター疲れが出たのか、ここにきて直近15試合で本塁打3、打率.196と打撃面では低空飛行だ。
ただし、投手としては21試合に先発し、115回1/3を投げて9勝2敗、防御率3.36、奪三振率10.61、与四球率3.20をマーク。
とくにオールスター以降は、8試合の登板で防御率3.17、WHIP0.99と、それ以前より制球が良くなって安定感が増している。
なお、9月17日(同18日)の大谷は、ホームでのアスレチックス戦に「3番・DH」で出場。第1打席はライトに鋭く抜ける安打、2回の第2打席は当てただけのサードフライ、5回の第3打席はレフトフライ、7回の第4打席は見逃しの三振に倒れている。