ブルージェイズのウラジーミル・ゲレーロJr.内野手がメジャー単独トップに立つ46号ソロを放った。
ゲレーロJR.が単独トップに
大谷翔平投手と「本塁打王」のタイトルを争っているブルージェイズのウラジーミル・ゲレロ内野手がホームでのツインズ戦で単独トップに立つ46号本塁打を放った。
ゲレーロJr.は、3回一死走者なし、カウント0-1から真ん中高めに甘く入った81マイル(約130キロ)スライダーを見逃さず、左翼席へライナーで突き刺した。飛距離399フィート(約122メートル)、打球速度は110・7マイル(約178キロ)だった。
#PLAKATA number 46 left in a hurry 💥 pic.twitter.com/lGuhc02FMv
— Toronto Blue Jays (@BlueJays) September 18, 2021
直近18試合での10本塁打は量産体制で、2010年にホゼ・バティスタが記録したシーズン54本の球団記録にも手が届きそうな雰囲気になってきた。
レギュラーシーズンは15試合が残っている。今季は打率.318、本塁打46、打点104、OPS1.022。ゲレーロJr.は本塁打だけではなく、打率、打点を含めた打撃部門の三冠王に一歩近づいた。
大谷翔平は、本塁打数、SLG、OPSでリーグ2位。瞬間風速的な数字で、打率などは変動するので最後まで分からないが、もし「三冠王」に輝くと、22歳での受賞は史上最年少。
この夏のオールスターゲームでも史上最年少の22歳119日でMVPに輝いており、大谷との年間MVP争いも議論が分かれる複雑な状況になってきた。
■ゲレーロJr.の23歳以下で45本塁打100打点は史上3人目
話題を本塁打に絞るとゲレーロJr.の45本塁打は殿堂入りのジョー・ディマジオ、エディ・マシューズ、ジョニー・ベンチに次ぐ史上4人目。
23歳以下での「45本塁打(以上)100打点(以上)」は、1937年のジョー・ディマジオ、1992年のホアン・ゴンザレスに次いでMLB史上3人目の快挙だ。
Players in AL HISTORY with a 40+ HR, 100 RBI season before turning 23:
1) Joe DiMaggio (1937)
2) Juan Gonzalez (1992)
3) Vladimir Guerrero Jr. (2021) pic.twitter.com/zujahprE3o
— Toronto Blue Jays (@BlueJays) September 10, 2021