ベネズエラ出身のアスドルバル・カブレラ内野手がワシントン・ナショナルズとメジャー契約を結んだ。
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カブレラがナショナルズとメジャー契約
カブレラはメジャー13年目のベテラン内野手。1月にレンジャーズと1年350万ドルで契約を結び、レンジャーズでは正三塁手として93試合に出場。打率.235、出塁率.318、長打率.393、OPS.711、12本塁打、51打点。
2011年と12年のインディアンス時代にオールスターに選出されているが、レンジャーズを8月1日にDFAとなり、3日に自由契約となっていた。
これで6球団目の移籍。ナショナルズでは14年夏のトレードで移籍して49試合に出場。それ以来の復帰になった。
Updated Nationals roster:
— Jason Martinez (@mlbdepthcharts) August 6, 2019
•INF Asdrubal Cabrera signed to MLB contract.
•INF Adrian Sanchez optioned.
•RP Kyle Barraclough designated for assignment. https://t.co/95OshFT02B#OnePursuit
キャリアでは遊撃手としての出場が1000試合を超え、次が二塁手、三塁手となっているが、各ポジションともDRSはマイナス。年齢から考えても体力のピークを過ぎたという印象が強い。
2015年から17年にかけて短期ではあるが毎年故障者リストに入っている。
ナショナルズの内野陣は、一塁がマット・アダムス、二塁ブライアン・ドージャー、遊撃トレイ・ターナー、三塁アンソニー・レンドンで固定されているが、これまでの経験値を買って、14年同様に控えの内野手としての補強だろう。
ナショナルズは、首位のアトランタ・ブレーブスとは6.0ゲーム差の2位だが、ワイルドカード争いでは圏内1位でポストシーズン進出への可能性が十分ある。