メジャーリーグはナ・リーグの西部地区が混戦だが、他はポストシーズン進出チームが、ほぼ確定した。残りのチーム(約20チーム)は、来季に向かってストーブリーグが始まる。
MLB移籍情報
2018年~19年シーズンオフのフリーエージェント(FA)市場は、ブライス・ハーパー外野手とマニー・マチャド内野手が目玉選手になることは間違いなく、ストーブリーグでは複数球団による争奪戦が繰り広げられる事が予想できる。
そんなFA市場の注目選手をポジション別にピックアップして紹介する。前回は一塁手と三塁手のコーナーインフィルダーを紹介したので、今回は二塁手のスキルプレイヤーを紹介する。
《二塁手》
ジェド・ラウリー(アスレチックス)
イアン・キンズラー(レッドソックス)
ダニエル・デズカルソ(ダイヤモンドバックス)
DJ.ルメイヒュー(ロッキーズ)
ブライアン・ドージャー(ドジャース)
ダニエル・マーフィー(カブス)
ローガン・フォーサイス(ツインズ)
ショーン・ロドリゲス
アンドリュー・ロマイン(マリナーズ)
ニール・ウォーカー(ヤンキース)
ブランドン・フィリップス(レッドソックス)
この中では、ナショナルズから夏にカブスに移籍したダニエル・マーフィーが、打率.293ではトップだが、OPS.783で、10本塁打しかなく、守備面を考慮すればランクは下がるだろう。ただ、マーフィー得意のポストシーズンでの爆発力を発揮すれば、価値は上がる。
正二塁手で試合に出ているのはアスレチックスのジェド・ラウリーとロッキーズのDJ.ルメイヒュー。
ジェド・ラウリーはキャリアハイの成績(打率.274、OPS.826、21HR)。15年に3年2300万ドルでアストロズと契約後、カルロス・コレアが台頭し、16年ににアスレチックスへ移籍。今季の年俸は600万ドル。来季35歳だが、年俸アップは間違いないだろう。
D.J.ルメイヒューは、二塁手部門全体で8位(打率.280、OPS.775、14HR)、30歳と若く評価は高い。今季は850万ドルだが、1300万ドル前後の評価はある。