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【MLB移籍情報】カブスがピーダーソン獲得 外野手補強

 

MLB移籍情報

 

 

1000万ドルのシュワーバーを放出して700万ドルで獲得

 

メジャーでは2月から始まる(予定)のスプリングトレーニングを前に小さな動きが目立ってきた。

 

カブスドジャースからフリーエージェントとなっていたジョク・ピーダーソンと1年700万ドルで契約合意に達した。

 

 

 

 

右の好投手が多いカージナルスやレッズには怖い存在

 

この契約でカブスは手薄になっていた外野手の補強に成功。ノンテンダーFAとして放出した正左翼手カイル・シュワーバーの穴を埋めることに成功した。

 

28歳のピーダーソンはドジャースでの7年間で通算130本塁打OPS.806をマーク。ただ、ほとんどが右投手からの数字で、MLB公式サイトによると直近の2シーズンで放った43本塁打はすべて右腕だったという。

 

対左投手は打率.191、9本塁打OPS.576でマイナー選手並み。対右投手(打率.238、121本塁打OPS.849)のそれとは大きな差がある。

 

どちらにしても通算打率は.230と高くないが、出塁率.336と長打率.470と高く、OPS.806はシュワーバー(打率.230、出塁率.480、OPS.816)と同程度の破壊力が期待できそうだ。

 

右の好投手が多いカージナルスやレッズの投手陣には怖い存在になりそうだ。

 

そのシュワーバーはナショナルズと単年700万ドルで契約したが、ピーダーソンも同じ金額だから、このラインが中堅外野手の相場かもしれない。

 

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ダニエル・マーフィーが現役引退を表明

 

ダニエル・マーフィーが35歳で現役引退を表明したのは寂しいニュースだ。

 

メッツ時代の15年のポストシーズンで6試合連続で本塁打を放ち、4戦4発のリーグ優勝決定シリーズ(NLCS)ではMVPに選出された。マーフィーといえばその時のことを思い出すメジャーリーグファンも多いだろう。

 

ナショナルズへ移籍した2016年は打率.347、25本塁打、104打点、OPS.985という自己最高の成績を残したが、2018年はオフシーズン中に膝のマイクロストラクチャー手術を受け、その影響で開幕から60日間の故障者リストに入6月に復帰した。直近の2シーズンは、キャリア平均を下回る打率で低迷していた。