2年2800万ドルで残留決定
フィリーズは正遊撃手のディディ・グレゴリアスと2年2800万ドルで再契約を結ぶことで合意に達した。これで今オフの注目遊撃手の移籍先がほぼ決定した。
The @Phillies have reportedly re-signed SS Didi Gregorius to a 2-year, $28 million deal, per MLB Network insider @Ken_Rosenthal. pic.twitter.com/XKcwPOvV1v
— MLB (@MLB) January 30, 2021
フィリーズで復調したグレゴリアス
MLB公式サイトによると30歳のグレゴリアスは、トミー・ジョン手術明けのシーズンとなった2019年こそヤンキースで82試合に出場して打率.238、16本塁打、61打点、OPS.718と不本意な成績に終わったものの、フィリーズに加入した昨季は60試合で打率.284、10本塁打、40打点、OPS.827と復調した。
21年終了後は賑やかなFA市場に
グレゴリアスのフィリーズ残留決定で遊撃手のピースは全部埋まったが、来季、21年シーズンの終了後は、フランシスコ・リンドーア(メッツ)、トレバー・ストーリー(ロッキーズ)、ハビアー・バイエズ(カブス)、コリー・シーガー(ドジャース)、カルロス・コレア(アストロズ)など多くの有力な遊撃手たちがフリーエージェント(FA)となる予定だ。
▼今オフの有力遊撃手の移籍先
FAではないがインディアンスのフランシスコ・リンドーア遊撃手が、アーメッド・ロザリオ、アンドレス・ジメネス、ジョシュ・ウォルフ、アイザイア・グリーンとのトレードで、カルロス・カラスコと共にメッツへ移籍した。
また、トレードでオリオールズのホゼ・イグレシアス遊撃手がエンゼルスへ移籍している。