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2020-21オフのフリーエージェント市場を考える《遊撃手編》
2019年~20年シーズンオフのフリーエージェント(FA)市場は、日本人選手のヤンキース・田中将大がFAになることから日本のメジャーリーグファンにとっても注目を集めそうだが、スポーツ界全体で大幅な収益損失が発生した後、市場がFA選手達をどのように扱うかを予測することは困難だ。
ポストシーズンは続いているが、レイズ、アストロズ、ドジャース、ブレーブスを除く26球団は、表面化していないだけで水面下では来季に向けた編成に動き出していると考えられる。すでにGMや監督の解任劇もあった。
下記は2020-21年オフにフFAになる代表的な遊撃手たちだ。
2020-21オフにFAになる遊撃手たち
ディディ・グレゴリウス(30・フィリーズ) 1400万ドル
マーカス・セミエン(30・アスレチックス) 1300万ドル
アンドレルトン・シモンズ(31・エンゼルス) 1500万ドル
エリック・ソガード(35・ブルワーズ) 450万ドル
ジョナサン・ビヤー(30・ブルージェイズ) 820万ドル
アデイニー・エチェバリア(31・ブレーブス) 1000万ドル
エイーレ・アドリアンサ(31・ツインズ) 160万ドル
フレディ・ガルビス(31・レッズ) 500万ドル
レウリー・ガルシア(29・ホワイトソックス)
350万ドルのクラブオプションと25万ドルのバイアウト
ホゼ・イグレシアス(30・オリオールズ)
350万ドルのクラブオプションと50万ドルのバイアウト
ジョー・パニック(29・ブルージェイズ) 285万ドル
インディアンスのリンドーアの契約延長に注目
ミドルインフィルダーは、捕手などと同様にスキルポジションになり30球団とその傘下に複数のマイナーリーグを擁するメジャーリーグでも人材不足。
そんな中でこのオフの注目は、インディアンズのフランシスコ・リンドーアだろう。21年シーズン終了後にFAになることから、このオフもインディアンスが契約を延長するのか、トレード移籍するのか、その動向が注目だ。