MLB移籍情報
ルメイヒューがヤンキースへ
ジェッド・ラウリー(メッツ)とブライアン・ドージャー(ナショナルズ)に続いて残っていた二塁手の中では最も注目されたDJ.ルメイヒューとヤンキースが2年2400万ドルで合意した。
昨日も「MLB2018-2019 フリーエージェント市場動向 《二塁手編》」というタイトルで最後にルメイヒューのことについては触れたが、今オフのFA二塁手としては、ロッキーズに移籍したダニエル・マーフィーと同額のトップ契約になった。
ルメイヒューは、二塁手部門全体で打率8位(打率.276、OPS.749、15HR、WAR3.0)、15年から17年まで3年連続で打率3割以上を記録し、16年には.348の高打率でナ・リーグ首位打者を獲得。30歳と若いことも市場価値を高めている。
守備面でも14年、17年、18年にはゴールド・グラブ賞を受賞するなど抜群の安定感を誇る。15年、17年にはオールスターゲームにも選出された。今季は850万ドルだが、1300万ドル前後の評価があった。
若い選手が多いヤンキースでは、トゥロウィツキー、ガードナー、スタントンに次ぐキャリアの選手だが、メッツとの契約が決まったジェド・ラウリー二塁手と同じように内野のユーティリティとしての起用が考えられる。
MLB30球団でトップの本塁打数、2位の得点数を誇るヤンキースだがアベレージは全体16位と低く、こうした補強が打線の底上げにつながるものと期待される。
主なFA二塁手の移籍先
ジェド・ラウリー(アスレチックス)→メッツ
ジョナサン・スクープ(ブルワーズ)→ツインズ
ダニエル・デズカルソ(ダイヤモンドバックス)→カブス
ローガン・フォーサイス(ツインズ)
アンドリュー・ロマイン(マリナーズ)
ニール・ウォーカー(ヤンキース)
ブランドン・フィリップス(レッドソックス)