MLB人気が低迷する中で若年層への普及拡大を目的に「リトルリーグ・クラシック」と題したイベント(公式戦)が、リトルリーグの聖地と呼ばれるペンシルベニア州ウイリアムズポートの球場で2年ぶり4回目の開催になった。
リトルリーグシリーズ前に子供たちへサインする大谷翔平😁😁
人気がすごい‼️#Angels #エンゼルス #ShoheiOhtani #大谷翔平
— MLB速報@メジャーリーグストア (@vvMLBvv) August 22, 2021
多くのリトルリーガーたちが見守る中、大谷翔平も出場してエンゼルス対インディアンス戦が開催された。
GAME DAY きょうのメジャーリーグ
エンゼルス 0
インディアンス 3
@マンシー・バンク・ボールパーク
両軍の選手たちがこの日だけの特製ユニフォームで登場。インディアンス先発の3年目26歳の右腕キャル・クアントリルが7回94球、被安打2、無失点の好投で勝利。元リトルリーガーが後輩の前で好投した。
クアントリルは父も元メジャーリーガーのポール・クワントリル。メッツで松井稼頭央らと同僚だった。その息子さんが多くのリトルリーガーの前で好投。なんか夢のあるMLBファンが好きそうな展開だった。
■今日の大谷翔平は?
今日の大谷翔平は「1番・指名打者」で、ハツラツとしたものだった。
【 #エンゼルス 】 リトルリーグ・クラシックの #大谷翔平 は2打数1安打👍
シングルヒットと2四球で出塁しさらには19個目の盗塁を決めるも、チームは0対3でインディアンスに敗れました⚾#日本人選手情報https://t.co/Hmc1hk047t pic.twitter.com/GoRpxXZaRk
— MLB Japan (@MLBJapan) August 23, 2021
初回は、ファーストストライクから振っていった。カウント2-2からの7球目を捉え。速い打球は二塁・ヒメネスのグラブをはじき、右前へ抜けた。1死後、アップトンの打席で二盗を試みて今季19個目の盗塁をマーク。
その後は四球、空振りの三振(三振率は30%ちかいのが、やや気になる)、4打席目は8回1死一、三塁のシーンで本塁打が出れば同点だったが、悪球に手を出すことなく四球を選んだ。
大谷は、4打席で2打数1安打、2四球、1三振、1盗塁だった。これで今季は打率.270、出塁率.366、OPS1.003になった。打率をもう少し改善してほしいが、「2冠王」獲得のために本塁打と打点が無い日は残念な気がする。
■大谷も子供たちと交流
MLB.comによると試合前に選手たちは子供たちと触れ合い、そこには大谷も参加。
その光景に、エンゼルスを率いるジョー・マドン監督は「試合前、子供たちはサインを求めたり、写真を撮ったりしてとても楽しんでいた。そういうのは大好きだよ。子供たちの熱心な様子や、ここにいることを楽しんでいる様子を見ると、とても特別な気持ちになる」と感銘を受けたことを紹介している。
なお、エンゼルスは23日(日本時間24日)は休養日。24日(同25日)から敵地・オリオールズ3連戦に臨む。そして、25日(同26日)には今季19試合目の先発マウンドに上がる予定だ。
▼イグレシアス遊撃手(エンゼルス)の好プレー
【 #エンゼルス 】ホセ・イグレシアスがダイビングキャッチからノールックで二塁にトス!
見事ランナーアウトにしました🤘 pic.twitter.com/HZOYSii0kP
— MLB Japan (@MLBJapan) August 23, 2021