MLB メジャーリーグ物語

海を渡ってMLBで活躍する日本人メジャーリーガーたち

アクーニャJr.とタティスJr.が共に16号本塁打

今日は「本塁打」というくくりで紹介したい。アクーニャJr.ブレーブス)とタティスJr.パドレス)が共に16号本塁打を放っている。これで両者とも本塁打ランキングのトップに並んだ。

 

MLB2021

 

ちなみに、15本塁打で両リーグトップタイだったエンゼルス大谷翔平投手は5月31日(日本時間6月1日)、インターリーグジャイアンツ戦のため指名打者制がなく、9回2死からの代打出場の1打席のみ(四球)におわった。

 

 

ア・リーグでは現地時間5月31日終了時点で、大谷とブラディミール・ゲレーロJr.ブルージェイズ)、ホセ・アドリス・ガルシアが依然として15本で並びトップに立っている。

 

 

アクーニャJr.は「40-40」に期待

 

もともとリーグは違うが、大谷と同じ15本塁打で並んでいたロナルド・アクーニャJr.ブレーブス)とフェルナンド・タティスJr.パドレス)だったが、アクーニャJr.は2試合連発の本塁打

 

 

アクーニャJr.は大谷とは同じ2018年に「新人王」に輝いたいわば同世代の選手だが、今季は好調で4月のナ・リーグ「プレイヤー・オブ・ザ・マンス」にも輝いている。

 

 

大谷の「二刀流」ほどインパクトはないが2019年には、シーズン41本塁打で37盗塁の「30-30」を達成。史上5人目の「40-40」の記録達成まで、あと一歩のところまで迫った。

 

 

 

試合はブレーブスが5対3で勝ち。ブレーブスは2連敗を止め、ナショナルズは5連敗になった。

 

 

タティスJr.もトップタイに

 

パドレスのフェルナンド・パドレスのフェルナンド・タティスJr.内野手も16号ソロ本塁打を放ったが、試合はカージナルスに2対7で敗れた。

 

 

タティスJr.といえば5月29日(日本時間30日)のアストロズ戦が印象的だ。3点を追う9回2死から起死回生の同点15号3ランを叩き込み、ダルビッシュ有の黒星を消した。

 

 

これで勢いに乗ったパドレスは2試合連続の延長に持ち込み逆転勝利している。

 

 

タティスJr.は父親もメジャーリーガーということで、このブログでもデビューの時に紹介したが、今季4月23日のドジャー・スタジアムでのドジャース戦で1試合2本塁打を記録。

 

 

22年前には同じドジャー・スタジアムで父親も2本塁打を記録。この時は1イニングで2本の満塁本塁打という凄まじい(珍)記録だったが、MLB史上初の同じ日・同じ球場で2本の本塁打を記録した親子となった。

 

 

レジェンドも本塁打

 

この日の本塁打をもう1本紹介したい。ドジャースに移籍して話題になったアルバート・プーホルスが30日(同31日)、今季8号本塁打を放った。2試合連続で通算670号になった。700本の大台まであと30本。

 

 

今季は無理かも知れないが、どこかの球団と契約さえできれば史上4人目の「700本塁打」も夢ではないだろう。