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アスレチックスのボブ・メルビン監督が球団歴代最多勝

OAKアスレチックス

アスレチックスのボブ・メルビン監督がオークランド・アスレチックスの監督として球団史上最多となる799勝をマークした。

 

 

アスレチックスで799勝、移転後としては歴代最多

現地6月1日（日本時間6月2日）、アスレチックスはマリナーズに12対6で勝利。

 

 

同球団を2011年から指揮を執るボブ・メルビン監督の勝利数が通算799勝（713敗）になり、アスレチックスがオークランド移転後の監督として最多勝利数になった。

 

 

球団としての最多は1901年から50年間に渡って指揮を執ったコニー・マックで3582勝となっている。

 

 

メルビン監督は59歳。現役時代は捕手としてタイガースなど8球団で10年間プレー。引退後は、マリナーズ、ダイヤモンドバックスで指揮を執り、2011年途中からアスレチックスの監督に就任。

 

 

監督としては、2007年にダイヤモンドバックスでナショナル・リーグ最優秀監督賞。2012年と2018年にアスレチックスでアメリカン・リーグ最優秀監督賞を受賞。

 

 

2012年、2013年には2年連続で地区優勝。昨シーズンは7年ぶりに地区優勝を果たした。18年3球団の監督生活で通算1292勝1221敗（勝率.514）。

 

 

弱小球団の監督を務めていることから目立たないが、「USA TODAY Sports」のコラムニスト、ボブ・ナイチンゲールによれば「おそらく最も過小評価されているマネージャー」と称賛している。

 

 

 

 

アスレチックス監督としての成績

年度/チーム名/試合数/勝/敗/勝率

2021 Oakland Athletics 057 32 25 .561

2020 Oakland Athletics 060 36 24 .600

2019 Oakland Athletics 162 97 65 .599

2018 Oakland Athletics 162 97 65 .599

2017 Oakland Athletics 162 75 87 .463

2016 Oakland Athletics 162 69 93 .426

2015 Oakland Athletics 162 68 94 .420

2014 Oakland Athletics 162 88 74 .543

2013 Oakland Athletics 162 96 66 .593

2012 Oakland Athletics 162 94 68 .580

2011 Oakland Athletics 99 47 52 .475

 

 

今季はここまで32勝25敗でアメリカン・リーグ西部地区の首位を走っている。

 

 

イチローのマリナーズ時代の監督でもあり、日本のメジャーリーグファンにもなじみが深い監督だ。イチローとは、現在でも親交があるというで、イチロー引退試合でも相手チームの監督ながら最後まで残ってイチローの功績をたたえる姿が記憶に新しい。